デスノートアニメ最終回(ネタバレ)
遅くなったけど感想。前半はぼぼ原作どおりの展開。混乱と狂気のライトの演技が神がかっていた。でも、突然全裸で絶叫するシーンはカットだった。あの辺は超演出やってくれると信じていたのになあ。ライトの演技がよかったから演出凝らなくても伝わってきたけどね。
でラストは急にオリジナル展開に。魅上死す！深夜とは言え出血しすぎです！原作通りとだと思い込んでいたので、お、これは独自展開来るのか!?と一気に気が引き締まった。そしたら魅上の死の混乱の隙をついてライトが逃走。｢ほっておいても遠くまでは行けない」というニアに｢ニア、あなたの指示は受けない」と相沢。お、相沢かっこいいじゃないか。もっと言ってやれ！個人的に引きこもりで指示だけ出してるニア好きじゃないんですよね。
一方ライトは重症のはずなのに割と普通に歩いちゃってる〜。どこへ行くのかと思ったら倉庫の片隅で何だか静かに息を引き取っちゃいましたよ。一応リュークが名前を書いたみたいですが、あれじゃあ、後から発見した奴らから見たら松田から受けた傷で死んだような印象だよ。最後のリュークと会話もリュークの独り言に変わってしまっていた。ええええ〜最後に死神らしい冷酷さを見せるリュークの姿がいいのに！「デスノートを使った人間は天国へも地獄へも行けない｣の答えもカット*1。これもやって欲しかった。特別な力を手に入れて、神にまでなろうとしていたライトだけど、所詮は普通の人間に過ぎなかった、という皮肉と絶望感があのシーンのちょっと背筋がゾクっとする良さだったと思うんだけど。アニメ版は死に様も穏やかで、あの見せ方だと｢新世界を作ろうと頑張ってきたライトが志半ばで死んでしまった」みたいな印象だよ。アニメスタッフはライト寄りなんでしょうか？私もライト派だけど、最期は原作通りの方が好きだな。
さて、実写コーナーでは夏休みにゴールデン進出が発表。総集編でしょうかね。PTAとかからクレームつかなければいいけど･･･。
