今月買ったジャンプコミックス新刊(ネタバレ)
- 作者: 大場つぐみ,小畑健
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2006/07/04
- メディア: コミック
- 購入: 1人 クリック: 95回
- この商品を含むブログ (521件) を見る
ついにコミックスでも完結。連載当時のドキドキワクワク感を思い出しながら読んだ。あの頃は毎週次回が楽しみで仕方なかったなあ。って、まだ2ヶ月くらいしか経ってないんだけど。
あらためて読み返しても、ライトの負け方はやっぱり釈然としないものがあるなあ。ジェバンニが大したやつすぎ。松田の説が合ってると考えれば納得いくんだけど・・・うーん。
結局ライトは醜態をさらした挙句にリュークに殺されてしまいましたが、リュークは最初っから退屈しのぎが終わったらライト殺すつもりだったんだろうな。リュークとライトの最初の約束、「お前が死んだとき俺がお前の名前を俺のノートに書くことになる」なんですが、最初に見たときに「死んでから書いても意味ないじゃん」と思っていたんですよね。でも、これは多分「デスノートを使った人間は天国へも地獄へもいけない」同様、「お前が死ぬ時は俺がノートに名前を書く」を事実はそのまま回りくどく言っていたんだろうなあ・・・とか思った。
「デスノートを使った人間は天国へも地獄へもいけない」の答えについては妙に納得というかうまいなあ、と思ってしまった。この前の回でライトの敗北が決定的になって、この「答え」はライト好きの読者にとって最後の希望だったと思うんですよね。ライトは負けちゃったけど、死後に何か特別な存在になれるんじゃないか、と。死神になるなんて説もありました。でも、結局は「天国も地獄も元々存在しないため、ただ死ぬだけ」というオチだった。このあっけなさが突き放すような絶望感を生んでて、ちょっと怖かった。この恐怖感がホラーな側面も持っていたデスノートのラストとしては良かったんじゃないかなあ、と。まあ、今第1話読むと、この回想が挿入されるべきシーンってライトがちょっと怯えながら笑ってるところで、こんな余裕な表情してないんだけどねぇ。後付・・・なのかなあ。いや、深く考えるのはやめよう・・・。
なにはともあれ、この名作をリアルタイムで読めたことに感謝。
- 作者: 尾田栄一郎
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2006/07/04
- メディア: コミック
- 購入: 3人 クリック: 19回
- この商品を含むブログ (163件) を見る