NARUTO 27巻感想(ネタバレあり)

NARUTO -ナルト- 27 (ジャンプ・コミックス)

NARUTO -ナルト- 27 (ジャンプ・コミックス)

 表紙は超サスケ。これ、いくらなんでもキモいと思うんだが・・・。サクラちゃんが見たら卒倒しそうだ。
 内容に移りますと、今回のお話は第1部完結編とカカシ外伝。1部完結編はやたらと説明ゼリフが多いネ。ナルトが3年間狙われない理由って結局何なんだろう?自来也の情報網で片付けられてるけど、今後明かされるのかな?

 さて、今回のメインはカカシ先生の少年時代のお話で写輪眼を手に入れたいきさつ。大方の予想、そして某黒猫マンガが伏線をパクっていた通り、「死んだ親友の目を移植した」が正解だったわけですが、そこまでのもって行き方ががうまかったと思います。移植後、オビトの目だけが泣いている、というシーンが印象的でした。冒頭の「上忍祝いのプレゼント」と、オビトが泣き虫、という2つの伏線が一つに重なった場面。あの涙は、カカシの悲しみの涙なのか、オビトの無念の涙なのか・・・はたまたこんな局面でも泣けないカカシの心をオビトが代弁した涙なのか・・・色々な解釈ができるますね。
 あとは個人的にオビトが好みのキャラですな。弱いけど勇気を振りしぼって戦うキャラって好きです。外見も丸っこくてかわいいし。カカシの過去を知って歩み寄ろうとしたりしていい奴だな。まあ、ナルトとキャラかぶってるけどorz。

 最後に、おまけページ感想。コミックスのおまけページの作者コメントで、時間短縮のために「小さな引き絵のキャラをアシに書いてもらう」というエピソードが紹介されていました。言われてみると該当と思われるシーンがかなり多い・・・。でもナルトは背景に独特のよさがあるので、そんなに気になんないかな。コピーよりはこっちの方法でページかせいで欲しいです。