帰ってきたスレイヤーズEX.〜ゼルガディス改造計画〜感想(ネタバレ)
- 出版社/メーカー: キングレコード
- 発売日: 2008/12/26
- メディア: DVD
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今回は純粋に笑わせていただきました。ゼル、ぶっ壊れてます。岩壁と会話ってｗ。最初はやりすぎかな〜と思ったけど、だんだん楽しくなってきたw。ああ、残酷な魔剣士のイメージからかけ離れていく･･･でも面白いから許す。ゼルの壊れ方に加えて、リナのゼルいじりも光りますね。完全に遊んでるよ･･･。
また、今回は「ゼルを元の体に戻す」というストーリー的にも楽しめました。最終的にはギャグに落ち着いちゃうんだけど、途中は「どうなるんだろう･･･？」とドキドキしながら聴いてました。それぞれの理論も一応筋は通ってる感じで、ふむふむ納得してました。そういえば、神坂先生はえんさいくろぺでぃあ*1の中で「ゼルが元に戻る瞬間のイメージはある」という話をしてましたが･･･、戻る話が書かれる日は来るんでしょうか？その日まで、頑張れゼルガディス！！
以下は小ネタを時系列的に。
- 冒頭いきなりモンスターいびり開始。「しゃああああ〜」この雄たけび×3回のためだけに呼ばれた2名の声優さん、お疲れ様ですｗぐぐってみたら*2それなりに色々出てる方じゃないですか。豪華･･･なのか？
- リナの使った呪文、爆煙舞(バーストロンド)はこけおどし用の弱い火の呪文です。こんなに爆発せんよ･･･。この辺はもっとこだわって欲しかったな。
- ここでMeet againショートVer.挿入！今回はちゃんと歌ありです。おー、OPって感じでいいねえ〜。
- ゼル絶叫。「ゼルガディス絶叫計画」の裏タイトルに偽りなし。
- ゼロスがさらっと登場。さすがは一見どこのご家庭の台所に一人や二人は住んでいそうな正体不明の神官。ゼロスが動いた、ということは異界黙示録の写本だったのかな？｢秘密は多いけど嘘はつかない」というのがゼロスらしくて良い。
- 岩壁と会話するゼル。長い間の苦労によるストレスが溜まりに溜まってたんだろうなあ･･･。
- アメリア「大船に乗ったつもりで･･･」一応言葉は覚えたらしい。虫さんでは「泥舟」言ってた。
- 「あかぼうし･･･」ガウリイがなぜか知ってるシリーズ。赤帽は運送屋さんです。当日発送当日到着等、スピード対応してくれることで有名。
- リナが協会の図書館で文献発見したときの「んんんん、え？えんしんぶんりき？」っていう言い方がなんか好き。
- そして、遠心分離機にかけられるゼル。哀れすぎて涙が(´Д⊂･･･。２回目なんて完全にリナに遊ばれてるよ･･･。「あんたもそう思う？」鬼やｗ
- また岩壁と話すゼル。ここで壁子という名前まで付いたｗ
- 作戦第二弾はガウリイの何気ない一言から。関係ない話が実は重大なヒントに繋がる･･･ガウリイ、探偵の助手的活躍です。本人はよくわかってないのはお約束。
- ゼルに人間要素をひたすら足していく･･･つめや髪の毛でいいのか？やっぱ本体じゃなきゃダメな気がするが。容積も増えていきそうだしなあ。何にせよフィルさん30％は嫌すぎるｗ
- 壁子との会話、最終章。ちゃんと別れを告げるゼルおもろい。アメリア、よかったね。壁に負けたら人としての尊厳が揺らぐところだ。
- ガウリイがなぜか知ってるシリーズ第2弾「蜂女」。蜂女は仮面ライダーに出てくる怪人です。そのあとの「キィィ〜」もショッカーの下っ端の黒い人の声のパロですね。
- リナの作戦はゼルの人間部分からコピーを作ること。文字通り「元の体を手に入れて」どうするｗ。その後のゼルの体をフィギュアに見立てた解説がウケるｗ。ここは「改造人間ゼルガディス」フィギュアを発売してもらうしかないな。もちろん関節は可動。
- ゼル「そこに精神・心・魂が宿っていなければ何意味があるって言うんだ！」リナ「えらい、良くそこに気がついた〜」。おお、こういう作戦か！リナ、いいこと言ってます。ゼルは自分の存在意義に気づきました。「僕はここにいてもいいんだね」おめでとう、全ての子供たちに、おめでとう。ゼルガディス補完計画、完。
- と、うまく纏まったと思ったら、リナお得意の舌先三寸丸め込み攻撃でしたｗガウリイの「お前、さてはめんどくさくなったんだな」っていうするどいツッコミがナイス！なんか、さりげなくも二人の仲が垣間見えていいな。
- その裏で盛り上がるゼルとアメリア。ゼル「ビバ俺〜」。また新境地開拓しちゃったよ･･･。
- 次回予告。ちっちゃくなったヴァルガーヴも出るのね。社会見学でなぜガウリイ指名･･･？間違ってるよｗ
*1: えんさいくろぺでぃあスレイヤーズ (ドラゴンマガジンコレクション)
