スレイヤーズEVOLUTION-R 第6話ネタバレ感想 その2

 スレイヤーズEVOLUTION-R6話 ネタバレ感想 その2です。Bパートよりスタート。

 夜…飯屋。ゼルと打ち合わせです。ラドックが冥王の壷を握っている以上、依頼を受けざるを得ない。そりゃそうだよなー、さすがにこの状況で壷だけ取って逃げたらお尋ね者ですよ。でも、アベルの態度に腹を立てて、やけ食いに走るリナ・ガウリイ・ポコタ。ポコタサイズだと巨大なソーセージを頬張るポコタかわいいですwさすがのアメリアも「あの言い方はないですよね」と同意。リナは思い出してまた怒りが湧いてくる。

ガウリイ「腹が立ったらおかわりだ…おかわり〜」
ポコタ「オレも〜」
リナ「あたしも〜」

 この流れ好きだwもうひたすらやけ食いモードな3人。アメリアはリナに「ラドックさんまで狙われているなんて本当ですか?」と尋ねる。リナを疑うわけではないけど、ラドックは恨みを買うような人物には見えない、と。ゼルも、「聞き込みでもラドックと言う男の悪い噂はなかったな。むしろ、いい評判ばかりが目立っていた」と付け加える。ゼルは狙われそうな人物を調べるため、とりあえず街の噂を調べてた、ってことか?資産家ラドックは巷でも話題の人物、と。リナは「ほんとに悪い奴ほど、外面はいいものよ。誰かに狙われるようなことしなけりゃ、あんな豪邸住めるわけないじゃん。」と言う。アメリアは「そんな暴言を…」責めるけど…一理ある。アメリアやポコタが驚くほどの豪邸だもんなあ。光のあたるところには影がある…すべてに当てはまるわけではないけど、その可能性はありえる。まあ、単にムカついたので、きついこと言ってみました、っていう側面もあるだろうけどw
 ゼルは「ラドックを放っておいて、暢気にこんなところでメシを食ってていいのか?」と問う。ごもっとも。リナは「ズーマが狙うならまずはあたしから、そこんところに間違いはないから」と返す。確かに…その順番は硬い。と、そんな会話をするリナたちを窓の外から覗いているアベル。怪しいですw
 「今ここでリナが狙われるのでは?」と心配するアメリアだけど…、リナは更に「それもないわね。だったらわざわざあたしをラドックに雇わせた意味がないもの。奴は必ず屋敷にいるところを仕掛けてくる。」と読む。冥王の壷、なんて餌までちらつかせてラドックの元に留まらせようとしてますからねえ。あくまで一網打尽が目的、と読むか。でも、…多分らしいwでもまあ、筋は通ってます。

ガウリイ「その予想だけはずれて、こんなところを襲われでもしたら、世話ないなあ」
ゼル「そういうのを愚の骨頂と言うんだ」
ポコタ「いや、まったくだ。はっはっはっ…」
 
 あんたら…お約束と言うものをわかってないなwそういう会話をしてると本当に来るのが世の流れwってことで敵襲〜。辺りは魔族の結界に包まれ、店の客は姿を消す。そこに現れる二体の魔族。グドゥザとデュグルド…ってこれまた声優豪華だなwグドゥザが三石琴乃さんで、デュグルドが平田広明さん。さすが!やってくれます。
 なぜか現れた魔族に驚きを隠せない一同。攻撃に入るデュグルドに、
 リナ「来る!」
 と思ったら…わき目も触れずゼルへ!ゼルは早速アストラルヴァインで応戦です。グドゥザは「そうすると私の相手は…」とこちらも臨戦態勢に。思わず構えるリナだけど…こちらも迷わずアメリア狙い!闇の鞭で縛り上げます。意外な展開に驚くリナ。てっきり今までの経験から自分を狙ってくると思っていたんでしょうね。狙われるのには慣れている人ですから。でも、ファーストインプレッションにも書いたけど、リナがフリーになってるのに参戦しないのはどうも違和感が。

ガウリイ「そうは行くかよ!ポコタ!」
ポコタ「ほい来た!」

 と光の剣を取り出して投げる。すっかり板についたね、この二人の連携は。ガウリイはかっこいいし、ポコタはかわいいです。ガウリイは光の剣を構えてグドゥザに迫る!迎撃で肩を切り裂かれます。お、今回は流血キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!って喜んでどうするw血の気の多い人みたいじゃないかw…あんまりグログロもいやだけど、無印レベルくらいまでならアクセントとして流血は歓迎な人ですwAT-Xということで、ちょっと緩めてみたか?
 アメリアは苦しみながらもエルメキア・ランス!それをガウリイが光の剣で受けて飛ばす…さらにグドゥザ直前で「ブレイク!」。お〜ブレイクまでやってくれますか!ガウリイが絡む以外はグドゥザのセリフ含めて原作と同じ流れです。戒めから開放されるアメリアに駆け寄るガウリイとポコタ。
 リナは「それならあたしは…」とデュグルド戦に参戦しようとしますが…ゼルと二人の世界に入っちゃってます。「ここでもあたしは蚊帳の外?」と不満げです。ああ、そうか、自分がわけもなく狙われるのは慣れているけど、仲間がわけもなく狙われる状況にはなれていない、と。
 ゼルVSデュグルドは続く。ゼルは善戦するも、背後から羽交い絞めにされてピンチに。
 グドゥザもまた動き出す。アメリアを庇うように立ちはだかるポコタが良い。ガウリイ迎撃するも、闇は器用に光の剣をよけていく。そして、床からアメリアの足を捉えた!アメリアも、そして、ゼルもピンチに!
 「…て、よくもこうまであたしを無視できたものね。いいわ、次からは二度と無視できないようにしてくれる!あんたらに次があったらね!覇王雷撃陣(ダイナストブラス!)」と、リナの怒りが炸裂。覇王雷撃陣来ましたか!紋章に雷撃!派手です。…まあ、単体用呪文なんだけどね、覇王雷撃陣。威嚇用ってことで…。リナの本気を察してグドゥザとデュグルドは退却。結界も消え、元の飯屋に。リナ…これは「狙うならあたしを狙いなさいよ!」って挑発ってことでOK?自分に刃が向けられるのはもう慣れてるからOK(疎ましくはあるだろうけど、仲間がわけわかんない理由で傷つくのは嫌、と。そういう解釈にしとこw
 何度も書くけど…ここはフォローでリナも参戦するのが自然な流れかなーと思うが…今原作読み返したら、元になったシーンでも割と解説要員に徹してたわw隙をうかがってフォローしたり、結界を破ってみたり、とちゃんと影で活躍もしてるんだけどさ。まあ、今回はゼル・アメ・ガウリイに見せ場譲った、ってことで。こうして見せ場分配するのはいい流れだと思います。ガウリイ用の敵もいればバランスよかったかも。
 さて、元の世界に戻ってきたリナたち。ガウリイは「あいつら…あきらかにアメリアとゼルだけ狙ってたよな」と鋭いモードです。心当たりは?と問うリナにゼルは「あるものか!」と逆ギレですw
 そこに…タイミングを見計らったかのように(実際見計らってた気もするがw)、ゼロス登場。「魔族の仲間なんか使って…何たくらんでるのよ!」と詰め寄るリナだけど、ゼロスは2体の魔族の名を「知りません」と言う。その言葉にリナはゼロスは無関係と悟る。「ゼロスはいい加減だけど、嘘はつかない。」と。もっとも…二体のことは知らなくても、その裏にある何かを隠している可能性はあるわけですが。結局ゼロスはいつものすっとぼけだし、2体の魔族の目的もわからぬまま、夜は更け、空は雨雲に包まれる。
 シーン変わってラドック邸。夜に家を抜け出していたアベルを詰問するラドック。またも喧嘩に発展する。オゼルの仲裁でこの場は収まる。オゼルはいいメイドよのうwリビングで壷を見つめるラドック…それを影から見ているアベル…意味深な親子の姿でEND。
 以上、気になるところはあったけど、全体的には面白かったと思います。ラドック親子、オゼル、2体の魔族、そしてゼロスがどう絡んでいくのか…次回以降が楽しみです。
 次回はなにやらオゼルがバーストモード入るようでwオゼルの秘密が少しはわかるかな?「人に作られたモノ」というのはオゼルのことだろうか?