今月のスレイヤーズSP.感想(ネタバレ)

 遅くなりましたが書きます。今月は「ゴート・ライダーズ[前編]」。

 先日、生ヤギさんと触れ合う機会があったので写真を撮ってきました。今回の2枚目ヤギさんイラストはリアル調で素敵です。
 と、本題。なんかあまり目新しさを感じない回だったなー。「悪人風ネーミングな組織が実はまとも」とか、「理論武装で自己の非道を正当化して暴走する人」いうのはスレイヤーズでは割とお約束になっちゃってますからね・・・。でも、ヤギ乗りというのは珍しくて面白そうな素材なので、後半に向けてうまく使って欲しいところ。
 今回のギャグのキーアイテムになっているヅラですが、これは「周りにはバレバレだけど、本人はばれてないと思っている」ことを前提に面白さが出るものだと思うんですよ。昔何かのバラエティ番組で「上司のヅラがずれていることに気がついたとき、教えてあげた方がいいのか?」っていう討論みたいのがあって、ツボッた記憶がある。これは究極の選択でしょうな。なので、今回のように本人からバラしちゃうのはどうかなあ。リナが心の中ではつっこみいれつつ、気づかないフリをする展開の方がギャグとしては面白かったんじゃないかな。まあ、嫌がらせで形見にしちゃってる、というのが今回のヴォルドのキャラクター付けで、ストーリーにも関わってきてるので、そんな展開だと話変わってしまうか。
 さて、今回気になったシーンをピックアップ。怪しい男に襲われた(?)リナを正義の味方のごとく乱入して助けたヴォルドは、親切心から同行を申し出る。でもリナとしては迷惑な話で・・・、というこの展開、リナとガウリイが出会った時にそっくりですね。本編1巻で「よくいるのだ。こーゆーのが。誰かがピンチになると、決まって何の脈絡もなく現れる奴!」というツッコミが入ってますが、実体験だったのねw。