スレイヤーズEVOLUTION-R OP語り セカンドラップ

 まだ語り足りないのでOP語りを続けます。まだまだ行こう終わりはしない〜。月曜日に書いたものは、今読み返すとかなり舞い上がってますねw相当ツボだったらしい。今回はもう少し落ち着いて、OPの魅力解析!みたいなものを書くことを目指してみる。とは言え、ほとんど個人的な思い入れによるリナ語りになると思いますが。以下、OPネタバレ。原作の話も書いてます。


 Front breakingを11月末に初めて聞いて、聞き込んで、「やる!って決めたときのリナの歌だなあ」と思っていました。で、私の中に二つのシーンがこの曲と結びついた。
 一つ目は無印10話のVSシャブラニグドゥ戦でリナが重破斬を撃つシーン。このシーンは私がスレイヤーズファンのきっかけになったシーンで、スレイヤーズMEGUMIXのファンからベストシーンを募る企画のときも、原点ということで、このシーンで応募しました(投稿内容をブログ用に流用した記事)。←リンク先にも書いたけど、勝機を見出したリナが、真正面から魔王を見据え、勝利に向かい全てをぶつけるつもりで重破斬を撃つ姿があまりにかっこよくて惚れました。ここの憧れちゃうくらい強いリナは一番最初に好きになったリナ。
 二つ目は、原作13巻のVS覇王グラウシェラー戦。このシーンにおけるリナの心の動きについては、私の思うところを12月に感想という形でまとめてみました(こちら)。簡単に纏めると・・・覇王のプレッシャーの前に珍しく恐怖を感じるリナ。それはガーヴ・フィブリゾといった高位魔族との戦いの中、魔族の力の大きさを知ってしまったから。そんなリナを奮い立たせたのは、「水滴で岩を砕いてみせる」と覇王に向かっていくガウリイの姿だった。その姿にリナは「負けるつもりで戦えば勝てる確率もゼロになる。たとえ勝利の確率が低くても、必ず勝つつもりで戦う」という自らの言葉を思い出し、覇王と正面から向かい合う!「みんな、こーなったら開き直ってヤケクソ攻撃よ!」と言うリナのセリフは「なりふりかまっちゃいられない」という歌詞にもぴったりで、私の中の覇王戦BGMはFront breakingに決定したわけですwこの自分の中の弱さに直面しながらも、それをさらに乗り越えてみせるという強さを持ったリナ、と言うのは私が今一番好きなリナ。
 Front breakingのOP映像がどっちのリナになるか・・・私は前者だと思っていました。Front breakingの歌詞も、REVOLUTIONで描かれているリナも「強さ」を前面に打ち出していましたから。なので、OP映像も「憧れちゃうくらい強いリナ」が描かれるのではないか、と予想していました。今一番ツボに入るところは変わってきたけど、強いリナというのはそれはそれで原点だから楽しみだな、と思っていました。ところが、その予想に反し、実際のOP映像は、「過去の強敵のイメージの前にふと弱さを見せるリナを、ガウリイをはじめとする仲間達が励まし、再び正面突破で立ち向かう」、という、まさに後者のリナだったのです。予想に反して一番見たかったリナが描かれたことに感動をを覚えずにはいられないですよ。もう、「このオープニングを作ってくれてありがとうございました!」と声高に叫びたい。
 OP語り、まだまだ続きます。気がついたら止まらなくなったので、今日はこの辺でいったんアップします。これ、序章です。もう少し続きも書いているけど、切りがいいのがここまでだからここでいったん切り。続きは明日中には。