ジャンプスクエアセカンド(増刊号)

 まず書店で見て驚いたことは、思ったより薄かったこと。通常のジャンプスクエアの2/3くらいのボリュームしかない。ジャンプと赤マルの関係を意識していたもんだから、ボリュームアップした増刊号になるのかと思ってたよ。なのに定価は560円と通常の500円より割高。付録にクリアファイルやカラーピンナップ等が付いていますが、その辺付録として珍しいものでもないよなあ。このボリュームなら値段は据え置いて欲しかったよ。
 とは言え、なかなか楽しめる1冊でした。個人的に一押し作品はなかったけど、読みきりならではのコンパクトにうまく纏まったお話が多くて面白かった。読みきりには読みきりの面白さがあるんだなあ。
 巻頭カラーのマンキン武井氏新作は、めっさ中途半端なところで終わったと思ったら、どうやらジャンプスクエア本誌で続きが連載開始になるみたい。今回の掲載分はエピソード0、ってことらしいけど…連載を前提にした作品が増刊号に載るって異例じゃなかろうか。増刊買わなかった人置いてけぼりにならないといいが。個人的にはこれよりユンボルの方が読みたい。