スレイヤーズすぺしゃる重大発表を予想してみる

 ドラゴンマガジン7月号(5月20日発売)にて行われるという「スレイヤーズすぺしゃるに関する重大告知」について予想してみます。さすがに再TVアニメ化が決まったのに最終回はないと思うので、それ以外の可能性を模索します。

1.小説リニューアル
 ご存知の通り、ドラゴンマガジン誌上で連載が続いている「スレイヤーズすぺしゃる」はリナとナーガが活躍するギャグオンリーの短編。時間軸はリナとガウリイがメインキャラとなる長編シリーズより前の時代に設定されています。現在、長編の方は全15巻をもって完結しており、短編のすぺしゃるだけが継続しています。
 そんなスレすぺのリニューアルというのが第1予想。リナとガウリイによるギャグオンリーの短編が開始するのでは?と最初に重大発表の話を聞いたときに思った。要するにあらいずみ先生版コミックの小説版ですね。新アニメ化も決まりましたし、プロモーションの意味では本編のキャラを出した方が得策なのでは…?
 この予想の問題点は2点。作者が「第3部はない」と言い切っている点。いくら短編とは言え、2部のあとの物語を書くならそれはもう第3部に当たってしまう気がする。まあ、別に2部のあとにしなくても、コミック版みたいにパラレル時間軸にすればOK、という案もあるのですが…。
 もう1点は、すぺしゃるレベルの小さな事件ってリナ一人で解決できちゃうんですよね。現行のすぺしゃるでもナーガが出ない回というのが1/3位はある。それにナーガは出たとしても、敵方に回っていたり、味方として出ても、自体を悪いほうに引っ掻き回してみたりするトラブルメーカー的な存在として登場する。つまりは…ナーガがガウリイに変わったら、ガウリイが役に立たないまま終わってしまう話が存在するようになってしまう可能性があるわけで…。敵が強大ならガウリイの見せ場や出番はあるけど、そこいらの雑魚相手ではなあ…。でも、「探偵の助手」的な役割を期待すれば大丈夫かも!全然関係なさそうな一言が事件のヒントに繋がったり、いちいち解説を求めてみたり、犯人と格闘するも取り逃がしてみたり*1。…やっぱ大して出番ねえw
 まあ、一応コミック版で実績があるんで、やってできないことはないんじゃないかと思います。

2.劇場orOVAでアニメ化!
 かつてTVで長編が、劇場&OVAですぺしゃるがそれぞれアニメ化されていた黄金時代再来?再TVアニメ化する今だからこそのチャンスですよ。是非ともナーガもアニメに出て欲しい。
 劇場版に関しては、例えばフルメタとかと同時上映の短編とかならどうだろう。昔より劇場の規模は少なくてもいいからさ。
 そしてOVA、こっちの法が現実的かな。すぺしゃるは原作のストックがたくさんあるわけで、その中には映像化したら面白そうな作品も多々存在しています。その資源を有効活用して、「スレイヤーズすぺりおぉる」としてOVAシリーズ第3弾ですよ。これが一番嬉しいかな。
 難点はどこがアニメ製作するか、ですね。旧劇場版&OVAを作っていたJ.C.STAFFはTV版を作るみたいですし。

3.コミック化
 と、挙げてみたけど…どうせコミック化するなら本編をやりそうですね。TVアニメの絡みで。

 うーん、あんまり思い浮かばないなあ。また前みたいに「結局何もなし」、の可能性もあったりしてorz。あ、フルメタみたいにリバイバル連載が始まるとか?…それは勘弁して下さい。 

*1:詳しくは「エイプリルの事件簿」を読もう!