スレイヤーズワンドロSS第1回 お題 「好きなキャラ」

毎週金曜日のスレイヤーズワンドロ、SSで参加させて頂いています。

せっかくなのでこのブログを活用しようかと!

まずはべったーさんに上げていた第1回ログから。

 

スレイヤーズワンドロ第1回 お題 「好きなキャラ」


「たとえ勝てる確率が1パーセントほどだとしても、そーゆう姿勢で戦えば、その1パーセントもゼロになるわ。
―あたしは絶対死にたくない。だから、戦うときは必ず、勝つつもりで戦うのよ!
むろん―あなたたちも」
魔王との戦いの前に、オレよりずっと年下のはずのお嬢ちゃんが大の男二人を前に言った言葉。
その言葉に死ぬつもりで戦う気だったオレとゼルガディスは奮い立った。
そして嬢ちゃん―リナはその言葉通りに…1パーセントの勝利を掴んだ。
どうやらオレはとんでもないやつの保護者を買ってでちまったみたいだ。
自然とお嬢ちゃん扱いはしなくなっていた。

約束のアトラス・シティまであと少し…もうオレはお役御免かな…寂しさを感じながら、これからどうするつもりなのか…何気なく聞いてみた。
帰ってきたのは意外な言葉。
「光の剣を譲ってくれる気になるまで、ずっとあなたの追っかけをやらせてもらいますからね」
おいおい、光の剣はやらんぞ…そう思いながらも、なぜだか妙に嬉しかった。
オレはまだリナと一緒にいられる。
こいつが何をしでかすのか…もっと見ていたい…目が離せない。

実家のゴタゴタの原因になって…ひとときは捨てちまおうかとも思ったこの光の剣…だが…こいつをリナが使ってくれたおかげで魔王に勝てた。
そしてリナとまだ旅ができる。
疎ましかったはずの剣にオレは感謝した。
やっぱりあの日…リナと出会った日の直感は正しかったのかもな。
この剣で何ができるのか…その答えはきっとリナとの旅の先にある…そんな予感を感じつつ、オレはアトラス・シティへ足を進めた。

【あとがき】

好きなキャラはリナです…!ってことで、ガウリイ視点でリナの魅力など。
スレイヤーズクラスタ内ではときおりガウリナ自覚論なるものが語られます。リナとガウリイはお互いをいつから男女として自覚し始めたのか!って話。
私の中でも答えは出てないのですが、1巻時点ではガウリイは人間としてのリナに惹かれた感じかなあとか思ってそのパターンです。
2巻でリナの「さてはあたしに惚れたな」発言があるのですがきっと「え…オレはそんなつもりは」…ってドキドキしてればいい。そんなピュアなガウリイも好き。