FFXIII-2の話

 普段はスレイヤーズ以外の小ネタはTwitterにぱかぱか書くようになっちゃいましたが、ネタバレ話なのでこちらに…以下、エンディングネタバレです。


 ゲームシステムとしてはつっこみどころはありつつもよくできていて、どっぷり楽しませていただきました。このレベルのグラフィックで自由に操作して遊べるというだけでもグラ好き的には楽しめた。
 ただ…エンディングがさすがに惨い。私はてっきりバッドエンドルートに入っちゃったのかと思ったら、どうやらこれが正規エンディングみたいで…。マルチエンディングの中の一つがバッドエンドなら全然ありだと思うんですよ。でもこれが正規て。作中で立てられたバッドのフラグをまったく取り除かないでラスボス倒したら言った通りになった的な。「だーから言ったじゃないですかー」(いぬまるくんのあれ)。
 ストーリー結構好きだったんですよ。ライトニングの影を求めての旅立ちは感情移入できたし、ノエルの過去とかカイアスとの対峙とか感動したシーンもあり。このままベタでもなんでもいいからハッピーエンドで終わっていれば満足できたんだろうなあ。ユーザーの意見を取り入れたと言っていた割に誰も喜ばないエンディングになっているのは一体…。バッドだけど感動する、という感じでもなく絶望しかないからね…。いや、厳密に言うと途中で終わっちゃった感があるからダメなのかも…。
 今パラドクスエンディングをやってまして、それを見てると、なぜバッドになったのか、解決しなければならないフラグは?みたいなものはちょっと見えたのでこれからダウンロードコンテンツで補完するのかなあ。さすがにもう1作パッケージでやるほどは引っ張れないでしょう。
 中古対策とか、ソーシャルゲームに顧客を取られているとか、そんな背景からダウンロードコンテンツがあるのはわかるし、元々スクエニはインター版とかファイナルミックスとか増補改訂的なソフトを出していたので、それに比べれば追加で買えるのは良心的かなーと思うけど、続きはダウンロードコンテンツで!のためにこのバッドエンディングにしたのならさすがにユーザーを舐めてると思うの…。ま、この辺は情報待ちだけど。
 まあ、いろいろ思うところはあるけど…ゲームとしては面白かったですよ。それだけにエンディングは残念。…無理に奇をてらわなくてもいいんだよ。王道をやるだけでも面白いのでは?