FF13クリアした〜!
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2009/12/17
- メディア: Video Game
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67時間ほどでクリア(放置時間含む)!面白かったです。一本道だとか、シナリオいまいちだとか、ムービーばっかりとか、不評意見は耳にしていますが、それに同意する部分はありつつも私は楽しかったな、と思います。万人が面白いと言うゲームではないと思いますが、ちょっとでも気になっている人は是非やってみて欲しいです。漠然としているのでよかった点を挙げておく。
・ムービーがすごい綺麗
これはもう売りですからw自分で操作できるパートも細かい作りこみが。服の素材の違いまで分かるのはすごいよ。ファングの服って青と白の織物なんだな。あとはアクションシーンがいちいちかっこいいですwライトニング義姉さんかっこええ。燃えます。
・戦闘が熱い
戦闘システムは独特。従来のRPGだと毎ターンの行動を一つ一つ指示するんですが、FF13のオプティマシステムはどちらかというと作戦を指示するような印象。場面場面に応じて作戦を変えながら戦うのが楽しい。勝てない、って思った相手でもオプティマを組み変えると簡単に勝てちゃったりとか。でも、ゲームスタートからオプティマ組めるようになるまで2時間くらいかかるので、そこまでの戦闘はちょっと単調です。戦闘以外でも「プロローグが20時間」といわれるこのゲームですが、最初で諦めないで進めて貰いたいw
・人間ドラマが熱い
シナリオは不評意見が目立つけど・・・人間ドラマの部分は私は好きですね。何と言うか、序盤は本当のことを口にしている人が誰もいない。不器用な人たちが己を見つめていくドラマですね。まあ、ゲームという媒体向きではないのかな、とは思いますけども・・・。
以下はエンディングまでのネタバレ話。
ライトニングさんがスノウの背中にぐりぐり拳を当てながら「前だけ見てろ」っていうシーンのムービー好きだなあ。その前の切れるとことからwツンデレかよwライト姉さんはそんなに強い人じゃないと思うんだよね。少なくとも精神的には。強がってる人。気を抜くところがどこにもない感じ。本名はエクレールですか。意味は雷*1、だよね。エクレアの語源、という話をあのネタばらしシーンを見るシーンの数日前にクイズ番組で見ていて、繋がってしまった。もうエクレア見るたびに姉さんを思い出すよw結局名前変えても意味は一緒かいな。・・・かわいらしい感じがなんか嫌だったのかねえ。ここにも強がりの片鱗がw
そんなライトニング姉さんが・・・終盤で空気化してもうたーーーorz。あの描き方じゃファングかヴァニラが主人公ではないか・・・。もっとこう、ライトニングさんのドラマを期待していたのに・・・。せっかく隙のある性格だったのになあ。やっぱりベタでもなんでも、クライマックスに向けて最終的なトリガーを引くのは主人公であるべきだと思うのよ。何かを乗り越えたり決断したり。
でもまあ、この作品は6人全員が主人公的な描き方をしてたし、所々にヴァニラのモノローグが挿入されていたりと、彼女がキーを握っていることは匂わされていたけど・・・。ファングとヴァニラの物語としてはよく描けていたと思うし、感動も出来たけどね。と、・・・最初からヴァニラとファングが主人公の話にすればよかったのでは・・・?クリスタルから目覚めてみたら未来に来ていて、記憶もなくしていて・・・次第に自分の運命を知っちゃって苦悩する、みたいな。でも、あの二人は主役張るにはビジュアル的にちょっと地味なんだよなあ。やっぱりムービーでバリバリ活躍できるライトニング姉さんの方が画面栄えする・・・って結局はムービー偏重なのが問題、って結論かwいや、私はFFのムービー好きなのでそこにダメ出しする気はないですけど。
・・・多分ヴァニラとファングの主人公の話はスピンオフでもう1本作りそうな気がする。彼女たちの過去の記憶の詳細について全くと言っていいほど触れられてないもん。元々FF13は多角展開を視野に入れて企画されているから・・・恐らくはそんな目論見かな。ルシに選ばれた二人が苦難を乗り越えて、行き着いた先はファングがラグナロクになって世界を滅ぼしてしまうという結末・・・悲劇の結末が分かっている話といえばCCFF7とかキングダムハーツ358/2DAYSで実績があるスクエニですよ。これはやるね、きっとwやりたいわw
このFF13の後日談も知りたいなあ。これはエンディングでチラッととかでもよかった気がするけど。…インター版かwさすがスクエニやってくれるぜ。完全版商法はお得意ですよ。搾り取られてやらあw
スピンオフとか多角展開を考慮すると…全体的にも説明不足な部分とかは、ヴェルサスとかアギトとかもやれば補完されますよ〜って部分もあるのかしら。全作やる気満々な私みたいな人はいいけど…FFはナンバリングだけしかやらない人もいるでしょうし、そういう意味では不親切かなあ。
色々思うところはともかく、久々に据え置き機の大作RPGをがっつり楽しませて頂きました!携帯機の時代と言われますが、こういうグラフィックに拘ったゲームもやりたいので、是非とも今後とも大作の開発を進めて行って欲しいです。
★追記
ヴァニラとファングの話、小説版にあるらしい。これは読まなくては。
小説 ファイナルファンタジーXIII エピソード0 -約束-
- 作者: 鳥山求,渡辺大祐,映島巡
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2009/12/24
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