劇場版名探偵コナン 漆黒の追跡者

 興行収入好調、とのニュースにつられていってきました。・・・先週ですが。コナン映画を見に行くのは4年ぶりくらいかな。ごく簡単に感想を。以下、ネタバレで。

 黒の組織が思ったより出てこなかった・・・。いや、てっきりついに組織と全面対決!的な内容なのかと。まあ、それは原作でやる話だろうから映画にはならないか。でも、原作に出てきた組織がらみのエピソードを拾ってリンクを感じさせる作りは「なるほど、そこを使うのか」と思えて面白かったです。最近あんまり原作もアニメも見ていなかったので、スナイパー二人組の素性がようわからんかったけど・・・。でも、見ていない人へのフォローもちゃんとあったので良かったのではないかと。
 以下は箇条書きで。
・本作はとある殺人事件をコナン・警察・組織がそれぞれ追う、というお話でした。警察の中にも組織の一員が紛れ込んでいて、それが誰かを探すのも楽しみの一つ。私はてっきり高木刑事かと思ってましたよ。だって佐藤刑事が途中で「何か警察とは別の人間が事件を調査しているような気がする・・・」とか言い出して。その相談相手が高木刑事だったから。ほら、真相に近づきすぎた人間は襲われるのがパターンじゃないですか。高木刑事を信頼して相談したつもりが実は組織の人間が化けていた的な展開を予想していました。大ハズレだったわけですがwいい加減よくあるパターンとか声優が大物だからとか、そういう視点で推理するのはやめようw
・メイン事件、兄犯人は予想外。いやー、ダイイングメッセージ、恨みを示すためにしては凝りすぎじゃないか?と思ったら、犯人に見せかけるためだったのね。
・蘭姉ちゃんVSアイリッシュの壮絶バトルは見に来た映画を間違えたのかと思うほど本格的に殴り合ってましたw男前すぎるよ欄姉ちゃん。エンディングを見たらどこかの空手道場が監修していたみたいで。
・組織絡みの話なのに灰原の出番が少なかったのはちょっと残念だった。
・コナン君は相変わらず只者ではなかったw