神坂一先生&あらいずみるい先生サイン会レポ

 本日開催されたスレイヤーズ原作者お二方のサイン会レポートです。
 会場はブックファースト秋葉原ギャラリースペース。リンク先を見て頂ければおわかりになるかと思いますが、ものすごく狭いです。壁でかっちり仕切られているので外から覗くことも不可。もちろん待機者が列を作ることも難しいので、各自は一般書籍販売スペースに待機。整理券に振ってある番号順にアナウンスで呼びだされて、順に会場に入るという仕組みでした。開始は2時。どうやら中で林原めぐみさんのビデオメッセージが流されているようで、音声が外まで聞こえてきます。なるほど、これがサプライズ。既定路線か。聞き耳を立てることしばし、私は比較的早い番号だったので、割とすぐ呼ばれました。
 ギャラリー内には液晶テレビが2台設置されていて、そのモニターで林原さんメッセージ&REVOLUTIONのOP&ED映像を上映中。と、ここまでは外からも察することが出来ました。が、モニター上に小さなボードが飾ってあってそこで「新シリーズタイトルは『スレイヤーズEVOLUTION-R』」との発表が。こっちがほんとのサプライズか。EVOLUTIONは先週のスタチャのイベントで松本さんが「『エ』から始まる」という話をしていたので、予想の範囲内でしたが「-R」とは?今回もご一緒した白いウサギさんが「RでREVOLUTIONに繋がることでエンドレス…『終わりはしない』なんじゃないか」という鋭いご指摘をしてました。なるほど!
 タイトル発表に驚き、OPとED流れている間に思わず携帯で写真撮影。展示物は他には新装版・せれくと・すまっしゅ。の既刊本くらいでした。ようやく2周目の林原さんメッセージをギリギリ見終わった辺りでもうサイン会の順番が回ってきてしまいました。5人ずつの入場でしたが、私はその5人の先頭に当たる番号だったので、結果スペース内の滞在時間が短かったというorz。もう少しじっくり見たかったなあ。メッセージは神坂先生・あらいずみ先生へのエール、新作への意気込み、新曲を作らなきゃ、というようなお話で、スタチャの窓みたいなショートフリートークメッセージです。多分撮影場所も一緒。新曲のうち1曲はやっぱりEvolutionかな?
 さあ、いよいよ本番。サインを貰う番が回ってきました。お二人とも私より前にサインを貰った方々と和気藹々お話をしていて、穏やかそうな感じの方でした。そんな流れに乗って私の番が。
 私「いつも楽しませて頂いています。ファンレターを書いてきたので読んで下さい。」
 神坂先生「どうも、ありがとうございます〜。」(といつもの口調)

 サインは神坂先生→あらいずみ先生の順番で書いていて、あらいずみ先生から手渡してもらえる形。描いているのを待っているときに意を決して話しかけてみた。
 私「新装版表紙の描き込みすごいですね。今日の朝、表紙を眺めていて気がついたんですが、リナのタリスマンがちゃんと4色に光ってるんですね」
 あらいずみ先生「(ニコニコしながら)気づいてもらえて嬉しい」
 (神坂先生もプチ反応してた)

 こんな感じでちょっとですが会話できました。5年くらい前にあらいずみ先生のサイン会に行ったときは全然会話出来なかったので、今回は満足です。どう切り出そうか迷っていたんですが、「新装版」「タリスマンが4色」というキーワードだけで伝わって良かった。描いたご本人なんだから当然か。しかも嬉しいとまで言って頂けて光栄です。
 と、タリスマンの話ですが補足。新装版11巻「クリムゾンの妄執」をお持ちの方ははお手元にご用意を。

 リナのタリスマンのハイライトが、原作本文中の設定通り、ちゃんと赤青白黒の4色になっているんです。リナが使っている魔法の中にも四色の玉が浮かんでます。今日の朝、出かける前にぼんやりと表紙を眺めていたら、「ん?なんだこの魔法の中の玉は?赤青白黒だとタリスマンと一緒か。…ってよく見たらタリスマンも本体は赤だけどハイライト4色じゃん!芸コマ過ぎるわ!」ってめっさテンション上がりました。今回の3連表紙には脱帽しっぱなしです。第一印象よりじっくり見てからの方が印象良くなりました。
 脱線しましたがサイン会の話に戻る。結局待ち時間とサインをして貰う時間を含めて、会場のギャラリースペース内にいれたのは10分程度だったと思います。前述の通り、あまりにスペース狭いので、「サイン貰ったらさっさと退場しないと迷惑」的な流れでした。なので、新作タイトル発表・林原さんメッセージ・両先生とのふれあい・サイン受領、と、規模の割にはかなり濃い中身だったのに、とても忙しないイベントでしたよ。待ち時間長くてアトラクション一瞬なディズニーランドみたいだ。もう少し広いスペースでやってくれれば、メッセージもじっくり見れたし、余韻のようなものも味わえたのかも知れない。

 実際に頂いたサインがこれです。文庫のカバーを外した1ページ目に入れて貰えました。

 隠した部分には本名で宛名を入れて貰ってます。
 と、サイン会のレポートはここまでです。以下はオマケ。


 会場を後にしてからは白ウサさんと秋葉原をぶらぶら。エンタ祭りのイベントで福引きをやってまして、私と白ウサさんの補助券を合わせたら1回出来るから…と抽選会場に行ってみたら、人がいっぱい。15〜30分待ちだそうで。うーむ、PS3が商品にあったのは気になったが…どうせ参加賞のドリンクチケットだろうな、と思って並ぶのはやめました。
 同じくエンタ祭りの関係で、参加出版社合同のパネル展をやっていました。ジャンプとかサンデーとかマガジンとかの表紙やらキャラクターやらのパネルやらが飾ってあった。
 角川グループライトノベルのコーナーもありました。富士見スペースにはスレイヤーズの新装版・DVDなどが展示。新装版1〜3巻の表紙が一枚絵になった物も飾ってありました。原画っぽかったけど…それにしては塗りが印刷っぽかったような気もする…そもそも新装版は手塗りなんだろうか?ぼやかしてる感じが水彩っぽいけど…ひょっとしたらパソコンで塗っていて、プリントアウトしたものかもかもなあ。
 ライトノベルの歴史年表もあり。燦然と輝く旧アニメ3部作の時代。そしてスレイヤーズ生誕の年。20周年まであと2年か。
 このコーナーは無料で誰でも入れるので、明日までの開催ですが、秋葉原に立ち寄った方はふらっと寄ってみてもいいかも。
 適当にふらついて、そしてまたモンハンをご一緒して、4時過ぎには帰路につきました。白ウサさん、そしてサイン会参加の皆さん、お疲れ様でした!