スレイヤーズ○○のまとめ
今回のアニメ化でなんか一気に用語が増えたのでまとめてみます。★マークつきは今年新規に発表されたもの。
参考:スレイヤーズMEGUMIXのブックレット
【原作】
・スレイヤーズ
大元の原作。通称本編or長編。リナとガウリイのコンビが活躍するスレイヤーズシリーズの原点。全15巻。文庫書き下ろしで展開していた。1〜8巻までが第1部、9〜15巻までが第2部とされている。
・スレイヤーズすぺしゃる
ドラゴンマガジンに連載されていた短編。本編より前の時間軸…つまりリナがガウリイと出会う前の話。リナとナーガの珍道中を描いたギャグオンリーの話。雑誌掲載後に文庫化されている。全30巻。
・スレイヤーズえくせれんと
文庫「スレイヤーズすぺしゃる」に掲載される書下ろし短編のシリーズ名。雑誌掲載のすぺしゃるの後日談的な内容。1巻〜8巻まで。
・スレイヤーズすぺりおぉる
同上。10巻〜20巻まで。すぺしゃるが前後編形式になり、書下ろしの分量が減ったせいか、10巻からタイトル変更された。実質はえくせれんとと同じ。
・スレイヤーズでりしゃす
角川mini文庫として発売された。ドラゴンマガジン掲載のスレイヤーズすぺしゃるを文庫化前に先行収録したもの。全4巻。ここに収録された作品はすべて文庫「スレイヤーズすぺしゃる」に再録済。でも「まえがき」と「あとがき」は未収録なので貴重と言えば貴重。古本屋などで見つけたら回収しましょう。
・スレイヤーズすまっしゅ★
今回のアニメ化を機に、新規層へ配慮してスレイヤーズすぺしゃるのタイトルがスレイヤーズすまっしゅに変更。中身はすぺしゃると変わらずリナとナーガの話。文庫は7月より1巻から仕切りなおして発売される。
・スレイヤーズせれくと★
スレイヤーズすぺしゃるの傑作選として発売される文庫新シリーズ。1巻「ナーガの挑戦」が8月発売予定。
【TVアニメ】
・スレイヤーズ
1995年放送。通称「無印」。全26話。原作本編1巻〜3巻までをベースにアニメ化された。リナとガウリイの出会いからコピーレゾの撃破まで。
・スレイヤーズNEXT
1996年放送。全26話原作本編2巻及び4〜8巻をベースにアニメ化された。クレアバイブルを探して旅をするリナ一行が次第に魔族の陰謀に巻き込まれていく。
・スレイヤーズTRY
1997年放送。全26話。NEXTの続編でアニメ完全オリジナルストーリー。結界の外の世界を舞台に異界の魔王ダークスターとの戦いを壮大なスケールで描いた。
・スレイヤーズREVOLUTION★
2008年7月より放送開始。原作2部をベースとしたオリジナルストーリーの予定。ガウリイの光の剣に変わる剣を探す旅になりそう。
【ラジオドラマ】
・スレイヤーズEX.(えくすとら)
1995年放送。スレイヤーズ無印とNEXTの間の空白の期間を埋めるリナ一行の旅路。原作「スレイヤーズすぺしゃる」のエピソードをTV版のキャラが登場する形にアレンジしている。よってギャグオンリー。
・スレイヤーズN>EX.(ねくすとら)
1996年放送。スレイヤーズNEXTとTRYの間のの空白の期間を埋めるリナ一行の旅路。以下同上。
【劇場版アニメ】
・劇場版スレイヤーズ
1995年公開。原作「スレイヤーズすぺしゃる」をベースにした、リナとナーガの珍道中。「約束の島」と呼ばれるミプロス島を舞台にした幻想的なお話。
・スレイヤーズRETURN
1996年公開。原作者の神坂一先生が脚本を担当。悪の秘密結社ツァインの野望を打ち砕くため、リナとナーガが大暴れ。
・スレイヤーズぐれえと
1997年公開。同じく神坂先生が脚本を担当。ぴこぴこリナちゃん。
・スレイヤーズごぅじゃす
1998年公開。神坂先生が脚本を担当。リナとナーガがドラゴンを操る少女マレーネとその父ロード・カルバードの親子喧嘩に巻き込まれて魔法大決戦。
・スレイヤーズぷれみあむ
2001年公開。今までの劇場版と違い、TVシリーズのキャラクター(ガウリイ・ゼルガディス・アメリア・ゼロス)が登場する。30分の短編作品。
【OVA】
・スレイヤーズすぺしゃる
1996年〜1997年発売。全3巻。原作「スレイヤーズすぺしゃる」から選りすぐりの3本をアニメ化した。
・スレイヤーズえくせれんと
1998年〜1999年発売。全3巻。こちらも原作「スレイヤーズすぺしゃる」からのアニメ化。リナとナーガの出会いがアニメシリーズ開始4年目にして初めて映像化された。
【CD】
・スレイヤーズえとせとら
1995年発売。TVアニメスレイヤーズ無印のサウンドトラック。1と2、2枚が発売になっている。
・スレイヤーズMEGUMIX★
2008年発売。林原めぐみさんが歌うスレイヤーズソングのベストアルバム。全29曲を収録して3000円!
【ゲーム】
・スレイヤーズろいやる
1997年セガサターン用ソフトとして発売。後にプレイステーションにも移植された。ジャンルはシュミレーションRPG。ゲーム版は本編キャラとすぺしゃるキャラが競演するのが楽しみの一つ。1998年には続編となる「スレイヤーズろいやる2」も発売に。
・スレイヤーズわんだほー
1998年にプレイステーションソフトとして発売。こちらの戦闘はコマンド選択型となるRPG。
・スレイヤーズふぁいと
1999年発売のトレーディングカードゲーム。
【CD-ROM】
・スレイヤーズはいぱあ
1998年〜199年にかけて発売されたCD-ROM。デスクトップアクセサリや、TV版の貴重な設定資料などを集めたデータ集。全6枚。
【コミック】
・スレイヤーズ
1995年刊。全1巻。原作イラストのあらいずみるい先生が自ら作画を担当。オリジナルストーリーで、リナとガウリイの旅路を描いた短編。
・超爆魔道伝スレイヤーズ
全8巻。作画は義仲翔子氏。原作第1部の内容をTVアニメ版のエピソードを交えつつコミック化。
・スレイヤーズすぺしゃる
全4巻。作画はトミィ大塚氏。原作「スレイヤーズすぺしゃる」をコミック化。一部オリジナルの話もある。
・スレイヤーズぷれみあむ
全1巻。作画はトミィ大塚氏。劇場版「スレイヤーズぷれみあむ」のコミカライズ作品。
・スレイヤーズ 水竜王の騎士
全6巻。作画はトミィ大塚氏。元々神坂先生がゲーム用に考えたシナリオを元にコミック化(ゲームの企画自体はボツになった)。オリジナルキャラクター「水竜王の騎士」ライオスを仲間に加え、リナ一行が海王ダルフィン一派と戦うオリジナルストーリー。
・スレイヤーズREVOLUTION★
2008年5月よりドラゴンエイジで連載中。作画は氷樹一世氏。新作テレビアニメスレイヤーズREVOLUTIONを先行コミカライズした作品。
・スレイヤーズレジェンド★
2008年7月と8月に発売予定のコミック増刊号のタイトル。あらいずみ版・義仲版コミックの再録に加え、新作も掲載予定。
・スレイヤーズNEO(仮)★
スレイヤーズレジェンドに掲載予定の新作コミック。作画は旭氏。ルークとミリーナが登場するらしい。
・スレイヤーズふゅ〜ちゃ〜(仮)★
児童向け漫画雑誌「ケロケロエース」で7月より連載開始予定。魔法が失われ、魔族の脅威にさらされた未来の世界を舞台に、リナとその弟子の少年ライトの冒険が描かれる。パラレル設定マンガ?(コミックシナリオ/村松由二郎氏 マンガ/ささきしん氏)
いやー、こんなにあったよ。取りこぼしもあるかもしれないが。今年新しく増えたやつだけでも8種類。まだまだ増えそうな予感ですね。
しかしスレイヤーズというタイトルの汎用性に今更ながらに脱帽ですよ。作者は適当に決めたそうだけど、スレイヤーズ+○○って単語つけたときになんか語呂いいですもん。「適当に決めた」、と言いつつ途中でこじつけ設定を思いつき、それを原作最終巻のタイトルにしてうまく纏めるあたりもさすがは神坂先生。