今月のコミック版スレイヤーズREVOLUTIONネタバレ感想。

 ドラゴンエイジ連載分より。今月は第2話「小動物を探せ」。REVOLUTIONオリジナルキャラ、ポコタが本格的に登場します。

ドラゴンエイジ 2008年 07月号 [雑誌]

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 なんか2話目にして失速感がorz。1話は「スレイヤーズが帰ってきた〜」って感じがして良かったのになあ。まず、リナの性格がちょっとはっちゃけ過ぎでしょう。…アニメ準拠ならこんなもんかなあ?まあそこは目をつぶろう。
 今回、メインな活躍をしている「魔道戦車」にかなり違和感が出てきた。1話段階ではルヴィナガルド王国の開発した新兵器、ってことでいいと思います。でも、今回リナとガウリイが偽魔道戦車をあっさり作ってしまっている。これは世界観的にどうなんだろう?「見た目を似せただけ」みたいなんですが、それにしては結構本格的に作っちゃってる。装甲もある程度の衝撃に耐えてるみたいで、張りぼてってわけでもないみたい。こんなものを短期間で作れる技術がリナとガウリイにあるとは思えない。動力自転車方式って言うのもなあ。前回出てきたときは台座はゴーレム応用、それに砲座をつけたものだと思ってました。見た目似せただけの偽物を作るならそれこそゴーレムでも作ればよくないか?戦車VSポコタって展開をやりたかったのかも知れないけど…やはりスレイヤーズの世界観を重視して欲しかったですね。この魔道戦車はアニメ版にも出るんでしょうか?出るならその辺の世界観との兼ね合いはクリアしている、と信じたい。
 さて、今回からポコタが本格登場しました。アメリア、ゼル…もっと彼の存在についてつっこめよwと思ってしまった。だって、小動物で喋って空飛んでドラグスレイブ使えて光の剣持ってるんですよ!いきなり正直に話してくれるとは思いませんが、そこはポーズだけでもとっておこうよ、と。リナは一応「只者じゃない」と指摘してるけど…。で、ポコタは魔道戦車を破壊しまくってるらしいですが、その理由が「盗まれて悪用される前にぶっ壊す」ってことらしい。これもイマイチ釈然としない理由ですね。本心を隠しているのかも知れないけど…あっさり納得しすぎですよ、アメリア。アメリアだからこそなんだろうけど。うーむ、まだアニメ放送前だし、情報あまり出せないのかも知れないけど、ポコタが良く掴めなくてすっきりしないなあ。
 と、2話目は少し辛い感想になってしまいましたが、正直な感想ってことで。コミック版3話を読む頃にはもうアニメの放送が始まってるんですよね。そこから先は一気にアニメの方がストーリーを追い抜いてしまうと思うので、独自路線を絡めつつ、コミック版ならではの面白さが出てくるといいな。
 最後にこのコミック版とアニメ版の関係について考察してみましょうかね。発表されたアニメ版サブタイトルを考慮するに、1話でポコタがドラグスレイブはガチでしょう。ただ、アニメ版にはコミックに出てこなかったクッピーも登場するし、リナの容疑も「宝物強盗と器物損壊」のようなので、そこに至るまでの経緯は少し違った形になるんじゃないかな、と予想。