今月のスレイヤーズすぺしゃるネタバレ感想

DRAGON MAGAZINE (ドラゴンマガジン) 2008年 07月号 [雑誌]

DRAGON MAGAZINE (ドラゴンマガジン) 2008年 07月号 [雑誌]

 今月のドラゴンマガジンよりネタバレ感想・・・その前に、今回はカラーイラストとかもあるので、その感想から。
 カラーイラスト1枚目。4人組+ちっちゃいゼロス。リナがちょっとかわいすぎる印象。もうちっと凛々しさがあってもいいような。ゼルのベジータ気取りっぷりはかっこいいw
 しかし、記事ではまだ前号の「主演:ゼロス」ネタを引っ張るのか・・・。前回の段階で「ガセ」と書かれていたのにね。予想以上に反響が大きかったのかな?
 イラスト2枚目。SDラブコ風イラスト。REVOLUTIONでもNEXTのラブコメ路線が戻ってくるんだろうか?

 Big3対談はかなり豪華な記事で楽しめました。3ページなのが勿体無いくらい。あらいずみ先生のカットもいい感じです。アフレコは当初2月予定だったんですね。延期は前に林原さんがラジオで言っていた、松本さんとのスケジュール都合がなかなか合わなかった、というお話絡みだろうか?キャスティングへのこだわりは嬉しい。あらいずみ先生も「延期になって喜んだ」(スケジュール調整の意味で)ようなのですが、今回のアニメにかなり深く関わってるのかな?それとも単に新装版等の描き下ろしイラストの締切が延びた、と言う意味?少なくともポコタやワイザーのキャラデザイン画は描いているようですが。
 神坂先生肉自重wでも「もっと喋って」とつっこまれて、「スレイヤーズの商業戦略的な位置づけについてどう思われますか?」と切り返すあたりがなんとも先生らしくて素敵。

 というあたりでスレすぺ感想に移りたいと思います。今月は「守れ!われらが伝統文化」

 今月の目玉は「森に潜む殺人鬼」に尽きる。マジで怖いよ。なんかあんまり文章ではイメージできなかったけど、ページめくったらイラストがあって吹いた。あらいずみ先生GJです。「リナは知り合いだからいいのよ」って自分からバラしちゃったり、「グルじゃないことを示すにはまずリナを殺るしか・・・」って手段と目的が入れ替わっちゃった思考はいかにもナーガらしくて笑った。
 エロ祭はほんとやりすぎだと思った。「なんかぬるぬるした液体」って・・・。しかし、祭として手順は同じでも、アレンジを加えるだけでこうも変わっちゃうんだよ〜、っていうノリは何ともスレすぺらしくて良い。
 さて、今回の「凍らせてました」というオチは読めたとは言えうまい。読めた、なんて言っても私が気がついたのは「カップを落としたはずなのに水が残っていた」ってシーンまで来てからだけど。まあ、氷を使ったトリックはサスペンスの基本ですから。ってスレすぺはサスペンスと言っていいのかわからんが。でも、カップを落としてからも、リナは「自分もこぼした」「水は残ってない」という類の事は一言も言ってないんですよね。あくまで冷静、それでいてウソはついてない。毎度ながらうまい。
 さて、スレイヤーズすまっしゅ。という文庫新シリーズのタイトルがWeb KADOKAWAで発表されましたが・・・「スレイヤーズすぺしゃる」としては今月で最終回なんだろうか?それとも文庫だけタイトル変更、という状態になるのかな。次号はその辺りも気になる。