クレイモア
- 作者: 八木教広
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2002/01
- メディア: コミック
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主人公クレアは半人半妖の戦士(クレイモア)で普通の人間をはるかに凌駕する力の持ち主。序盤ではその圧倒的な力で妖魔を退治しているわけですが、実はクレアはクレイモアの内でのランクは47人中ナンバー47・・・最弱であることが判明します。・・・我等の中で一番の小物キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!彼女らの宿敵「覚醒者」と呼ばれる上位妖魔はクレイモア数人がかりでやっと倒せる相手。クレアの復習の標的であるプリシラはその覚醒者の中でも格段強い力を持っているらしい。でも、プリシラは覚醒者の「3強」とされ、各々勢力争いをする「深淵の者」のうちの一人に破れ、配下に加わっている・・・*1。もうここまで来ると、登場人物がどんだけ強いのかわかりませんw。とりあえず人は踏み入れることが出来ない領域ですな。まあ、戦闘に参加しているキャラが全員化物染みている、というのがこのマンガの面白さの一つではありますが。
しかし、このマンガ・・・キャラの顔の見分けがつきませんwキャラ設定の都合上、クレイモアは全員銀髪なもんだから、そちらからのアプローチも難しい。1度目読んだときはもう本気で誰が誰だか・・・。再登場キャラが出てきても「こいつ誰だっけ?」状態。2回読んだらようやく分かってきましたよ。でも、そんなキャラの見分けのつかなさが功を奏し、ちょっと感動してしまったエピソードが。以下、ネタバレ
テレサに懐いてきた少女がクレアだって、名前が出てくるまで気がつきませんでしたよ!3巻でいきなり新キャラ出てきて、そちらサイドの話が始まったから、てっきりクレアのライバルか何かになるキャラなのかな・・・と思っていたら、既に過去話が始まっていたとは。言われて見ると、確かに少女の顔はクレアっぽい。あの名前を呼ばれる見開きコマを見たとき、クレアがラキを受け入れた理由とか、彼女がこの出会いからクレイモアになるんだろうな〜という予感やなんかが一気に繋がって、おお〜うまい!と唸ってしまいましたよ。狙ったわけじゃないかもしれないが・・・。