映画「DEATH NOTE 前編」見てきたよ(ネタバレ)

 遅ればせながらデスノート映画見てきました。ネタバレ感想を下記に。
 120分飽きずに楽しめました。原作のデスノートや死神などの現実離れした世界観をうまく実写に落とし込んでますね。役者さんもみんなイメージに合ってます。細かいところが多少気になるけど、原作ファン的には充分「あり」の範囲内です。
 気になった部分NO.1はライトがあんまり天才に見えないってところですかね。なんというか頭脳派の天才がノートを使いこなしてる、というより人外の力を手に入れて、その魔力に取り付かれてしまったサイコな犯罪者に見える。ノートの利用法に解説があんまりないからなのかなあ。あと、笑い方が原作だと冷酷さが前面に出てると思うんですが、藤原ライトは狂ったような感じの笑い方に見える。・・・、いや、ライトは現実にいたらあんな感じの電波なのかも・・・。冷静に見返すと原作でもそんな要素あるしな。「新世界の神になる」なんて実際に言う奴いたら痛いもの・・・。逆にLは推理の裏づけに色々データを引用してきたりして、さすが世界一の名探偵、と思わせる見せ方になってて良かったです。
 さて、映画版はオリジナルキャラとしてライトの幼馴染、詩織が登場します。原作にはいない彼女がどんな扱いになるのか心配だったのですが、まさかライトの完全な都合で殺されてしまうとは・・・GJですよライト!いや、人間としては最低なんだけどさ。でも、ライトは「悪」の部分が魅力なキャラですからね。ラブロマンスになったらどうしようかと思ってたよ。このあたりのオリジナル要素はサスペンス映画ってことで、原作読んでる人でも先が読めない展開にしないと面白みがないからなのかな?後編もなにやらオリジナルな決着がつくそうで、これまた楽しみです。
 さて、upした写真はしょうもない小ネタ。映画館で買ったキャラメルポップコーンパッケージに描いてあったキャラクターです。キャラメルポップコーンだからCとP、しかもセリフが「うまいキャラ」と「おいしいコン」。安易なキャラクター付けすぎます!