今一度スレイヤーズ語り その1 〜出会い編〜

 DVD-BOXの発売で再び注目を浴びているスレイヤーズ。ブログとか巡回してて、スレイヤーズ関連の感想とか思いで話とか見つけると嬉しいので、私も今一度スレイヤーズについて語ってみようかと。長文になると思うので不定期にちょこちょこ書いていきます。今回ははまったきっかけを語ってみます。

 私のスレイヤーズとの出会いは無印のアニメ化でした。当時高校生だった私は、とりあえずアニメの新番組はチェックする人だったので、何となく見始めたのがきっかけです。余談ですが、私の記憶によれば、無印はアニメ誌の新番組情報では、その他大勢的な扱いで、設定画がちょこっと載ってるだけだったんですよね。決して期待の新作、という感じではなかった。それがこんなに大ヒット作になって、私自身もこんなにはまるとは予想だにしておらんかった。
 何となく見る作品から楽しみな作品に変わったきっかけとなったのは「第10話 Jackpot!のるかそるかの大バクチ!」・・・シャブラニグドゥ戦の決着がつく、前半の山場のお話です。ここで、重破斬を使うリナがめっさかっこよかった!圧倒的な魔王を相手に追い詰められた状況で、「どうする?どうする?どうする?」と自問。で、決意の表情とともに裏技・隠し玉的によくわからない薀蓄(あくまで当時感想)とともに重破斬を披露してくれちゃうわけです。「おお〜かっこええ〜」と、やたら惹かれた記憶がある。
 そんな見事に決めてくれたお話の次の回がアメリア登場の11話。前回のかっこよさはどこへ行ったんだ?ってノリのギャグオンリー話wここに来てようやくスレイヤーズがギャグであることに気がつく。このギャップに見事にKnock Outされたわけです。
 それから毎週楽しみに見ていましたが、8月も終わりの頃、26話で終了、と聞いて大ショック。今では2クールで終わるアニメは珍しくないですが、当時はテレ東の全26話アニメの出始めの頃で、心構えが出来てなかったようです。そこで、続きが気になったので遅ればせながら原作を買ってきました。これが私にとってライトノベル初体験です。読みやすく軽快な文章に、一気に読み終わって・・・しまいたかったのですが、人気と田舎のダブルパンチでなかなか店頭で発見できず・・・。結局集め終わるのに3カ月位かかってしまいました。見かけた順番に買っていったので、第1部は読んだ順番バラバラだったりします。今思えば、もったいないことしたなあ・・・。
 原作を読み漁り、ラジオドラマを聴く日々を送っていたところ、朗報が。スレイヤーズアニメ第2弾放送決定!いやー、これも予想外だった。もうすっかりアニメは終わり、あとは原作でのお楽しみ、と思ってましたから。まさか半年で帰ってくるなんて・・・。今でも「きっといつかはまたアニメをやってくれる!!」、なんて希望が持てるのは、この前例があるからだろうな。
 そんなこんなで、私のスレイヤーズファンとしての10年が始まったのでした。
 結局「語り」っていうか、思い出話で終了してしまいました・・・。次回からは私なりにスレイヤーズの魅力でも語っていこうかと思っています。