「フルメタル・パニック!燃えるワンマンフォース」ネタバレ感想
フルメタル・パニック! 燃えるワン・マン・フォース (富士見ファンタジア文庫)
- 作者: 賀東招二,四季童子
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2006/01/20
- メディア: 文庫
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タイトル通り、熱い展開でした。最初ドラマガで読んだ時、番外編みたいな話かと思ったんですよ。いきなり舞台移ってるし、AS賭けバトル、なんて今までにない設定だったし、新しいヒロイン出て来てるし…。でも、だんだん話が進むにつれて、物語の核心…かなめの居場所に迫っていきました。最初の唐突さは宗介自身も手がかりがほとんどなくて手探り状態だったせいだったんですね。そんな状態からAS賭けバトルで目立つ行動をとる→敵サイドから逆に接触がある、という流れはスムーズでよかったと思います。
今回のハイライトは宗介がサベージでM9を倒しちゃうところですかね。あんな不利な条件ひっくり返して勝っちゃうなんて、スペシャリストの名は伊達じゃない!勝たせ方も納得というか、一本取られた的な巧妙さがあって面白かったです。
今回はお話全体的に宗介がとにかく必死にかなめを助けようとしていて、それゆえの「熱さ」がありました。1巻丸まるかけてようやくヒントをつかんだ宗介。満身創痍だけど、次巻は反撃なるか?ああ、すごい続きが気になる…。