Twitterの手軽さをスレイヤーズ脳で例えてみます。

 今週から始めたTwitterにはまっています。携帯を使えばいつでもどこでも手軽に更新できるのが大きな魅力。携帯からの更新は普通のブログでもできるのですが、Twitterはもっとお手軽。システム面もさることながら、文字制限があることと、本来は「今何してる?」という簡単なテーマを書き込む場所であることがお手軽さを強めているように思えます。Twitterに書き込まれている内容は基本的にはどうでもいい雑談です。朝起きたら「おはよう」とか、「仕事に行ってきます」「終わりました」などなど、思ったことを何でも書いていい(もちろん良識の範囲内で)。それが許されている場所。
 このことを思ったとき、スレイヤーズすぺしゃるのとあるエピソードが思い浮かびました。スレイヤーズすぺしゃる29「魔法の老女プリンシア」収録「密着!死霊騎士の集い」。EVO-R2話の元になったハンス君の話ですね。
 この話でハンスの体探しを手伝うことになったリナは、デュラハン達に聞き込みを始めます。「すごい細かいことでもいいから、いつもと違ったことはなかったか?」と問いかけるリナに、デュラハンの一人が「ほんとにどうでもいいちょっとしたことなんだが」と前置きして・・・ほんとにどうでもいいことを証言します。リナはそのことを心の中ではつっこみつつ・・・「ここでそれを口にすると、他の意見が出にくくなる」という意図からその意見を参考になるかも、と尊重。すると・・・「その程度のことでいいのだ」と思ったデュラハン達が次々と証言を始める。ちなみにこれはリナの「思惑通り」だそうで。リナの探偵スキルすごいよなあ。・・・結果的にはこの場で重要な証言は得られなかったけど。そういやはコナン君も似たような技使ってましたね。警察の人が聞くと萎縮しちゃって小さな証言は出ないけど、子供が聞いたらボロボロ話してくれた、みたいな。見た目は凹胸、頭脳は大人、その名は・・・ごめんなさい、何でもありません。
 えーと、Twitterの話でしたね。つまりは「こんなどうでもことを書いてもいいんだ」という心理が、気軽な投稿に繋がっているんだと思います。それゆえブログよりずっと敷居は低い。文字制限も同じく、「長く書かなくていいんだ」という安心感があるんですね。ブログだと長くも書けるので、それなりに纏めた話を書かなきゃ、って気になっちゃうから。
 そんな簡単で、それでいて面白いTwitter。お勧めです。