雷銀竜と電銀竜

 なんと、Web拍手に台湾の方からコメントを頂きました。お返事と答えられる範囲で質問に回答を。お名前は伏せておきますね。

>初めまして
>私は台湾からのスレイヤーズファンです。
>ときどきはまりや様のおブログに来て、NEWSと評論を読んでいます。
>あの...実はきのう、新版小説の五冊を読む時、ちょっと変なところを見ていました...
>五冊のP164は『電銀竜』その名詞があります。そして魔道大全も『電銀竜』を揭載します。
>でも旧版とか、えんさいくろぺでぃあとか、すべては『雷銀竜』を揭載します。
>台湾のファンですから、資料はただしいのか?違いのか?そして関しての資料の入手も不便です。
>それので、はまりや様にただしいの方を教えてくださていませんか?(汗)

 はるか海の向こうからコメントありがとうございます。日本語お上手ですね。おブログという言い方がかわいらしくて気に入ってしまいましたwいつも読んでいただいているそうで、ありがとうございます。さて、ご質問の件、纏めるとこういうことですね。

新装版スレイヤーズ5巻 白銀の魔獣 P164に「電銀竜」(アークドラゴン)という単語が出てくる。魔道大全=スレイヤーズりーでぃんぐにも「電銀竜」とあるものの、旧版5巻、そしてえんさいくろぺでぃあでは「雷銀竜」になっている。どちらが正しいのか?

 言われて・・・確認・・・確かに!微妙に変更されている!細かいところに気づかれましたね。ページ数は私が持っているものだと、5巻のP165になっています。誤植なのか、それとも神坂先生が意図的に直したのかは定かではありませんが、新装版から表記が変更になり、それに習う形でりーでぃんぐも修正がかかっている、と。
 しかし、りーでぃんぐ、てっきりえんさいから丸ごとコピーしているのかと思いきや・・・ちゃんと修正してるんですね(失礼)。でも、他の単語を見て見ると、地霊咆雷陣(アーク・ブラス)、雷撃竜(プラズマ・ドラゴン)と、電撃・雷撃を意味する言葉には「雷」の字が使われているので、ひょっとしたら新装版の方が誤植だった可能性も・・・。
 「アーク・ドラゴン」は1巻でレイ=マグナスの伝説が語られるシーン(P220)にも登場しています。このときはカタカナのみ。今のところ作中に実際登場するシーンはないように記憶していますが・・・何気に有名なドラゴンのようで。
 面白いご指摘ありがとうございました。ご質問の回答としては・・・「日本で入手できるものもご指摘どおり表記が変更になっています」というのが私が答えられる範囲ですね。どちらが正しいのかは、今後すまっしゅ。の作中にアークドラゴンが出てくればわかるかな、と思いますwと、こんな回答ですが・・・お力になれましたでしょうかm(_ _)m。これからもよろしくお願いいたします。