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スレイヤーズりーでぃんぐネタバレ感想 前編

 ついに出ましたりーでぃんぐ!第一報がWeb KADOKAWAに掲載されたのが2009年8月。最初は10月発売予定→11月に延期。そこからまた延期になって今度は2月に。2月も流れて無期延期で・・・4月になってようやく6月発売の報が。3度の延期を経て本当に出るのかも危ぶまれる中、ついに出たぞー〜。待たされること10ヶ月。まあ、再アニメ化まで10年かかったことを思えばあっという間といえばあっという間かw
 そんなりーでぃんぐのネタバレ感想です。以下、りーでぃんぐネタバレ。EVO-Rの話はありません。


 資料集としては10年前に出た「えんさいくろぺでぃあスレイヤーズ」の方がすぺしゃるのデータも含まれている分充実しています。だけど、補足もあるし、神坂先生&あらいずみ先生のインタビューは爆弾発言も飛び出して読み応え充分でした。では、細かい部分につっこんでいこう!

★旧版カバーイラストギャラリー
 あらいずみ先生のコメントが、ほんと「今だから言える」的なぶっちゃけトークで興味深かったです。画材の話は、知識がないので100%「なるほど〜」と思えないのが悔しいですが、紙を変えるだけでも大分印象違う絵になるんですね。イラストって奥が深い!
 気になった部分をピックアップして感想!

・3巻「サイラーグの妖魔」
 改めて見ると、描きこみすごいなあ。3巻、4巻あたりが描きこみ度ピークですね。コメントを読んでいると、描きこみが減ってしまったのは、巻が進むにつれてだんだん忙しくなってしまったのが影響してそうだ。
 3巻、シャツが透けてるって・・・あのピンクは何気にそういうことなのか・・・。

・6巻「ヴェゼンディの闇」
 「黄色い布」についての言及がwあらいずみ先生的にはあくまで「ズボン」なのねwまあ、折衷案なんだろうな。ズボンだけど、ちょっとセクシーさも出る、っていう。

・7巻「ガーヴの挑戦」
 これ竜破斬だったんだ!そーいや「スレイヤーズふぁいと」でも竜破斬のカード絵に使われていました。アニメ化前からポーズは決まっていたんだなあ。ガーヴ・・・海老w

・8巻「死霊都市の王」
 神滅斬のリナは私もかっこよくてお気に入りです!あらいずみ先生も思い入れが深いようですね。「スレイヤーズでらっくす」という本に決定稿に至るまでのラフ画が何パターンも掲載されていたのを思い出しました。試行錯誤の末の会心の1枚、なんですね。

・10巻「ソラリアの謀略」
 「どういうお話になるか全く情報がない状態で描きました」、ってwスケジュールタイトだったんだろうなあ〜。アニメ1年目だもんなあ。先行して描かざるを得ない状況だった、と。そこで敢えていつもと違うほのぼの系にしたところはさすがの発想の転換ですね。ちょうちょはキスジアゲハだったのかwどんだけ愛されてるんだよ、キスジアゲハw

・11巻「クリムゾンの妄執」
 この「ぽわーん」とした感じは特殊な紙だったからなんですね!クリムゾンの雰囲気にぴったりです。

・13巻「降魔への道標」
 ガウリイありきで描き始めた1枚だったとはw確かにかっこいいです、ガウリイ。

・14巻「セレンティアの憎悪」
 本気で時間がなかったそうで・・・。背景を描いている余裕もなかったのですね。確かに言われてみればこれだけベタ塗りだ。この14巻らへんは中身の絵柄が変わってしまったことも気になっていましたが、多忙だったんだなあ。

・15巻「デモン・スレイヤーズ
 (言い訳)にぶっちゃけっぷりを感じますwあらいずみ先生的にもこの時期の絵がデフォルメ色が強くなっていたこと、気になっていたんだなあ。

★キャラ紹介・ストーリー紹介
 この辺はざっと流し読みした程度です。このりーでぃんぐに限った話じゃないのですが、所謂「解説本」・「ファンブック」といわれる本って、キャラ紹介・ストーリーダイジェストにページが大きく割かれていることが多いけど・・・この手の本を買うファンって、もう本編は読んでると思うんですよね。特にストーリーに関しては、改めてダイジェストを読まされても、面白みを感じずに終わることが多かったりする。その例に漏れない感じの内容かな。でも、初出魔法とか戦いの記録を纏めてくれているのは面白かったです。
 キャラクター紹介、ゼルとアメリアはアニメのイメージが入ってる気がする。

★ワールドガイド
 世界観について、詳しく纏めてあります。この項目はなかなか読み応えがありました。
 年表については、「リナがガウリイと出会ってからの経過年数はもっと詳しく特定できるのに〜」と思ったwいや、大昔に自前で年表作った人なので・・・。7巻で1年、11巻で約2年が経過。リナの年齢は、3巻(1巻から3ヵ月後)で16歳になっているので、本編終了時は18歳になっている、という推定結果が。・・・なんか年表リニューアルしたくなってきた・・・。ホームページ開設して最初期に作ったコンテンツだから作りが荒すぎる・・・。
 地理・・・えんさいくろぺでぃあの地図とちょこちょこ都市の位置が変わっていますね。・・・覇王のホームグラウンドは「北の拠点」やのうて、「北の極点」だというに・・・。せっかくえんさいから新しい地図にしたなら、そこも直して欲しかったぞ。誤植だけが引き継がれてしまうオチに・・・。大学時代、「資料の孫引きはいけない」と言われていた理由を今になって実感するとはw孫引き・・・要するに誰かが引用した資料を基に文章を書く、みたいな感じ。元資料・・・ここでは原作に立ち返って引用するべし、と。まあ、誤植はもはや「お約束」の域なので・・・脳内補完して楽しみますか。

★神坂先生インタビュー 
 メインコンテンツ!爆弾発言も飛び出したぞ。気になるところをピックアップ。
・リナの魅力について
 「何事にもとらわれない・・・ように見えるところだと思います。」
 なるほど、さすがは原作者、なんとも端的且つ的確なコメント。「ように見える」の裏に隠れているところがなんとも良くw

・初期のリナと現在のリナの違い
 「内面的に多少は成長しているんじゃないかなあ、という気もしますが、ひょっとしたら気のせいかもしれません」
 「(短編を書き続けていると)『むしろ人間として退化してきているんじゃねえか、こいつ』と思うこともあります」
 ここの暈し方がなんとも神坂先生っぽいなあ。その辺は読者が感じるものなのかな、と。私としては明らかに成長してると思います。だけど、「変わらない」部分もあるわけで、そこに焦点を合わせて読む読み方もありなのかな、と思います。後半引用した部分に関しては、神坂先生がご自身に対して抱いている思いと同じですね。前に新装版のあとがきで「読み返して当時から退化しているんじゃないか?と思った」みたいなことを書いていたので・・・。これも読み手的にはそんなことはなく、むしろ進化してると思いますよ。リナも神坂先生も。

・リナとガウリイは最終的に<<できちゃた>>のでしょうか?
 「本文中に<<できちゃった>>という記述はない、一方で<<できていない>>という記述もない。それが答えですね」
 答えですねって、はっきりとw・・・まあ、作中には違いなくクロだと思える描写はたくさんだし・・・そういうことでいいんですねw

・ゼルガディスは元の人間の姿に戻れるのでしょうか?
 「戻れますよ。ただしいきさつは機密事項なので教えられませんが」
 こちらもあっさりかつはっきりと。ゼルの戻る方法・・・秘密にしてるのはいつか外伝を書く気があるから、ってことで期待していていいですか?

・リナの姉ちゃんについて
 姉ちゃんの任務w堅くなったパンを小魚に、ってwこんな短いアンケートでも楽しませてくれるなあ。そりゃあ「のんきに旅に出て魔王と戦うなんてことやってられない」わw「魔族は見てみぬふりをしている」そうで。確かに・・・人間として充実ライフを送っていてくれてる分には、魔族的にもわざわざ手を出す必要もないし、痛い目もみなくて済む、と。

・アメリアの姉について
 ・・・まだ暈すのかwもうオープンにしちゃってもいい気がするんだけどwでも、この辺のギリギリ感がまた楽しみの一つだもんね。ここで衝撃の事実第1弾。「王宮では高貴でほがらかな笑い声が評判の淑女です」・・・王宮ではマトモ公式発言キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!スレイヤーズVSオーフェンでもアメリアには正体隠してたもんなあ。高貴でほがらかなナーガ・・・想像できない・・・。リナが再会してもあまりのギャップに「単に似た人」くらいにしか思わないかも。しかし、なんで外ではあんなに・・・はっ、あの衣装に呪いがかけられているのか!?元凶はしゃれこうべさんか!?

・獣王と海王のイメージ
 ・・・結局「お魚加えたドラ猫」なんだw

・L様について
 普段は「ひとりジェンガ」ってw寂しすぎるじゃないかwそしてまさかの衝撃発表。「覚醒前のレイ=マグナスの愛した女性のパーソナリティを今のLは模しているんじゃないかなあ」・・・へっ・・・今何と・・・。まさか、L様の人格にモデルがいたとは!それはつまり、レイ=マグナスすなわち部下SとL様の元になった女性って、生前?からあんな関係だったってこと?レイ=マグナス・・・竜破斬の開発者の大魔道士のイメージが崩れていく・・・彼女には頭が上がらず、むしろちょっとM・・・。よくよく考えてみたらスレイヤーズ世界の住人がまともな人なわけないwまあ、「伝説」なんてそんなものか。リナも後世には美化した伝説が伝わるのでは?って話みたいだし。
 だけど、その「彼女」が死んじゃって、そのせいで魔王が覚醒して・・・というエピソード(ファンクラブ会報より)も付け足すと切ないものがあるなあ。そんなレイ=マグナス、魔王となったあとでも、愛した女性にそっくりのL様と一緒にいれてある意味幸せなのかな。例え「じゅ」ってされても。しかし、一体どんな経緯でその女性がL様の元に?深く考えちゃいけない?

・怒涛の裏設定
 「120年前ザナッファーを倒したのは女剣士で傍らには竜族の青年がいつも寄り添っていた」そうだ。何ぃ、ガウリイのご先祖、女剣士だったのか!てっきり男だと思い込んでいたけど・・・劇場版に出てきたラウディのイメージがあったからかな。すると、ガウリイに「女子供には優しくしろ」と遺言を残した「ばあちゃん」と言うのがこの女剣士なのかな?でも120年前だと・・・寿命的にきついなあ。普通に考えるとひいばあちゃんくらいだろうなあ。でも、その女剣士が魔道で延命してれば100年以上生きていることもありえるか。
 竜族の青年・・・なるほど、彼がフラグーンを伝えた、と。そういや、光の剣を人間にも使えるようにした人については今まで「昔偉い人がおったんや」とだけ言われていたけど、その竜族の青年の可能性が出てきたぞ。光の剣の女剣士と竜族の青年の物語・・・それだけで1本お話書けそうですよ、神坂先生!

・お気に入りキャラクター
 「3位、ディオルじいさん、2位、レミーさん、3位、ラギアソーン」ってwさすが濃いなあwでも友だちになりたいキャラは「な・り・た・く・な・い・で・す」だそうです。うん、それが懸命かも知れない。

・リナのような女性はタイプですか?
 「はっはっはっ。まさかそんな。」乾いた笑いでスルーかいw私としてはリナは神坂先生自身だと思うんですよ。ちょっと脱線しますけど、去年めがぶら会長さんのラジオにゲスト出演をした時、一問一答みたいなコーナーがあって、そこで「この質問は私に『結婚願望があるか?』って言うことを聞きたいと思うんですよね。別に今困ってないし、誰かが傍にいると筆が進まなくて執筆活動に差し障るから」みたいなことを理路整然と言っているのを聞いたときに、「ああ、この人からリナは生まれたんだ」って強く感じて。なので、「自分がタイプ」にならないのは当然かな、とw

・ファンへのメッセージ
 「今後も更なる展開があるのか、未来のことはわかりませんが、末永くご愛顧頂ければ幸いです」
 「未来のことはわからない」・・・いい言葉ですwさあ、未来に思いを馳せよう!

 ここで一旦切ります。