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スレイヤーズEVOLUTION-R ネタバレ感想 第13話 その4

 なかなか纏まらなくて感想が終わらない…。予定では今日で一度締めるつもりなんだけど…どうなるか?以下、ネタバレ


 細切れになってますが、今日はBパート感想行きます。
 魔王の赤い力がタフォーラシアに滅びを撒き散らす。活性化した溶岩が街を飲み込んでいく。…犠牲者も出ているようです。無印でも溶岩攻撃使ってましたね。それを遠目に見ていることしかできないリナ達。
 「滅びを拒み混沌を望むものよ。なぜ抗う?いずれ訪れる悠久の眠りをなぜ拒む。」
 魔王の亡霊は始終禅問答モードです。「滅びを拒み混沌を望むもの」とはリナのことでOKかな。いずれは死ぬんだから拒むな…無茶言いおって…。魔王は蛇のようなモンスターを大量に放ち…リナは「逃げて!」と叫んで退却指示。追いすがるモンスターにガウリイは光の剣打ち出し!これは少しは効くようです。ポコタに髪の毛捕まれてますが、痛がってる場合じゃないようでw
 とりあえず安全なところまで退避した一同。「どうする?」とばかりに視線を魔王の方向に向けるリナの目力がいいです。頭の中で作戦タイム…「かろうじて通じるのはガウリイの光の剣だけ。やるしか…ないのか…」後半は不安そうな表情でタリスマンを押さえつつ。タリスマンを押さえる描写はリナの不安と焦りを表すようで臨場感あります。
 この辺、魔法はもう少し試すシーンがあってもよかったかな、と思います。腹心の呪文とか…。尺の都合ならリナの1発目の「呪霊四王縛(アストラルブレイク)」を覇王雷撃陣(ダイナスト・ブラス)くらいにするとか。
 ここでポコタが「冗談じゃねえ!」と咆える。「せっかくタフォーラシアは復興の道を歩みだしたんだ!それをこんなところで閉ざされてたまるか!この国が疫病に襲われたときも、眠りの封印に閉ざされているときも、オレは、諦めなかったんだ!こんなところで諦められるかよ!」
 熱いのう。今更ながら、ポコタは少年マンガの主人公タイプだなあ。無鉄砲で熱血で、それでいて涙もろい、みたいな。その勢いで竜破斬の詠唱開始!
 視聴者の心の声を代弁するかのように「止めろポコタ!」とゼルが叫ぶ。リナが続けて「無理よ。竜破斬はシャブラニグドゥの力を借りた魔法…」と解説。でもポコタは聞く耳持たず、ぶっ放す。これは…失策…リナやゼルだけではなく視聴者の誰もが思ったはず。ところが…意外な結果が。魔王の放った蛇のようなモンスターが崩壊する。これを見たリナが驚く。
 「どういうこと?魔王の力を借りた竜破斬がその魔王に通じるわけないのに」
 一瞬2部の最後の締めを使うのかと思って焦ったwそこは取っておいて貰わないと。魔王はまたモンスターを生み出すが…リナは何かに気づく。「そうか、竜破斬が効いてるわけじゃない!」良かったwここでGive a reasonが流れ始める!おお〜、Give a reasonで来ましたか。そのままリナがドラスレ詠唱開始!Give a reasonバックにドラスレ詠唱はかっこいいです。作画も新規!使いまわしてるVer.いまいちだったので新規万歳!今度のはなかなか良いw魔王がラスボスではもうドラスレは使わないと思っていたので、最後に良ドラスレ来たのは嬉しいです。
 意外な行動に驚くポコタ。リナの竜破斬により、やはりモンスターは崩壊する。その隙に「今よ!」と撤退、また距離を取る。走りながら解説。
リナ「竜破斬はシャブラニグドゥの力を借りた呪文。強制的にその力を引き出すことができるわ。」
アメリア「強制的に引き出す?」
ゼロス「そしてあの禍々しい化け物は魔王の力そのもの。本体から独立してしまった力は、竜破斬の術で強制的に力として消費され、形を保てなくなる」
 なるほど。ドラスレの力、手近なところから持ってきてるのね。面白い理屈使って来ましたね。ポコタのブチ切れドラスレからリナが異変に気づいて…と持ってくる流れも上手いです。
リナ「いい?あたしとポコタで竜破斬を連打叩き込んで血路を開く。上手く懐にもぐりこめたら…全力で神滅斬を叩き込んでやるわ!」
 作戦指示を出すリナかっこいいです。でも、この作戦には穴が。叩き込む役ともぐりこむ役が同じなのは厳しいものが。それに魔王の力は無尽蔵だけど、リナとポコタの魔力には限界がある。リナ的にも無茶は承知でやろうとしてるんだろうな。重破斬なしでやるのには、やっと見つけた突破口に賭けるしかない。
 ここからしばらく各キャラ見せ場シーン。リナはまたドラスレ詠唱開始。ガウリイは光の剣でモンスターを切りつける!ゼルはアストラルヴァインの剣で攻撃。…呪文使わせてあげて欲しかったw特にラ・ティルトを…。あ、アメリアはラ・ティルト使ったwリナ3発、ポコタ3発のドラスレ連打!活躍シーンにBGMのGive a reasonが映えるな。なぜFront breakingじゃないのか…?多分、正面突破じゃないからですね。今のところ搦め手で攻めていて、まだリナは腹くくってません。
 とりあえずモンスターは排除したものの…それ以上の隙は作れない。リナの消耗だけが溜まっていく。やはり無理があったか…。重破斬を使いたくないこともあって、リナの中にも焦りがあるんだろう。どこか逃げている印象も受ける。
 魔王は力を溜めて…赤い衝撃波を放つ!すかさずゼロスがリナの前に移動して、ATフィールドで防御w10年経ってもゼロスのATフィールドは健在かw今回のゼロスは今までの暗躍から打って変わっての活躍ぶり。
 魔王の攻撃で辺りは溶岩の吹き溜まりに…。猛る魔王。今の攻撃の余波でポコタの耳が捥げた〜!中身、夢と希望じゃなくて綿だったのかwと、シリアスシーンだった。魔王は溶岩の吹き溜まり上空に浮かんでいるそれを見たリナは「近づけない…神滅斬を封じられた…」と呟く。その顔に浮かぶ恐怖と絶望の色。リナの中には「何とか近づいて神滅斬で切り付けられれば何とかなるかも…」という希望と算段があったんだろう。でも、どんどん消えていく手立て。
 うめき声にふと目線を向けると、倒れ付すゼロス。「ここまでですね。僕にできるのは」。ニコニコ目だけど苦しそう。「無茶なことを…」リナも心配そうに声をかける。人間に「大丈夫?」とは言われたくないみたいなので、的確なフォローかとw
 魔王が問いかける…「滅びを望むものがなぜ誰かを守ろうとする…」。
 「我らが望むものは己の意思と力。我らが望む滅びとは、己の意思と力で成しえたもの。そんなことも忘れてしまいましたか。」
 ゼロスかっこいいぞw要するに、世界に対して「貴様を倒すのはこのオレだ。それまで他の誰にも負けることは許さんぞ!」というスタンスなのが魔族。魔王の亡霊などお呼びではないのですな。そういえば、フィブリゾがリナを使って世界を滅ぼそうとした計画、ゼロスは気に入らなかったようだけど、これも「己の意思と力で成しえた滅び」ではないから、かな。策を講じるあまり策に溺れたフィブリゾもまた本来の魔族の本分を見失っていたようで。それでもあくまで上司だから仕方なく言うこと聞いてたゼロス君。
 魔王は再びモンスターを生み出す。さっきの余波のダメージのせいか、動けないリナとポコタ。その前に出るゼルとアメリア!1回目のときも書いたけど、こっからが激熱シーンですよ。
 アメリア「霊王結魔弾(ヴィス・ファランク)!」
 魔力の乗った拳でモンスターを殴りつける。アメリア!男前すぎるwフィルさんの魂を受け継いでいるかのような拳!
 「させない…ここから先は一歩も行かせない!」
 ゆるぎない決意。そう言えばアメリアはNEXTの終盤でフィブリゾの目的について「聞いたらガウリイさんを見捨てることになってもリナさんを止めなきゃならないかもしれないから聞きたくない」というようなことを言っていましたね。正義がモットーのアメリア。世界を滅ぼすかも知れない力を使うことを見過ごす。それはひょっとしたら悪になるかも知れない。それでも、「リナさんならやってくれる」とリナを信じる思いを乗せて拳を振るう…そんな決意の表れなのかも。
 その姿にリナは「アメリア!」と心配そうに声をかける。アメリアの拳は…負荷に耐え切れずに内側から血を噴出して粉砕骨折。うぁああああめちゃくちゃ痛そうだ…。そのまま錐揉みしながら後ろに吹っ飛ばされる。女の子キャラの受ける仕打ちじゃねえw
 と、ツッコミはさておき…。アメリアの身を案じて声を上げるリナとポコタ。そこに
 ゼル「俺達に構うな!」
 出た〜ゼルガディス先生!こういうシーンこそ見せ場ですwお約束なセリフを言ってくれた〜!迫り来るモンスター。「ゼル!」と不安そうな声をあげるリナの方を振り返り、
 「リナ!お前は…」
 しかし、その先を言う前にモンスターの爪がゼルを襲う。握りつぶされながらも剣で攻撃するが…耐え切れず吐血。「ぐはぁ」。ここのリアクションもすごいことに。剣、折れます。
 魔王との最初の戦いの時、レゾにとってリナが「光」に見えたように、ゼルにとってもリナは「光」に見えたでしょう。魔王復活の絶望の中、「勝つつもりで戦う」と言ったゆるぎない姿。それを言葉だけでなく実際に成しえて見せた姿。この出会いがゼルの人生を変えたと言っても過言ではない。そんなリナをゼルは「できる奴・大した奴」として一目置いている。心の底から認めた相手だからこそ、今度もまたやってくれるはず。そう信じてあえて盾となる覚悟で挑む。
 でも、リナはまだ立ち上がれない。不安と恐怖の表情を浮かべたままのリナのモノローグ。タリスマンを手で押さえつつ
 「重破斬しかないっていうの?だけど、一度使ったからこそわかる。あの呪文がどれほど危険なものなのか…」
 フラッシュバックするL様降臨時のイメージ。
 「混沌の海に落ちていくあの恐怖。見渡す限り寄る岸辺の見えぬ漆黒の闇に己の魂が沈んでいく。しくじれば、同じ目にみんなを晒すことになる…」
 リナの目から零れ落ちる涙。青い画面がリナの恐怖と不安を強調する。具体的に重破斬の恐怖のイメージが語られるとは。それで躊躇っていたのね。味わった拭えない恐怖。それを自らの手でそれをみんなに与えてしまうかもしれない。この恐怖・不安・迷いにより、重破斬を制御する自信をすっかりなくしているかのよう。混沌に飲み込まれるのはそれほどの恐怖。
 リナに生まれる迷い。その間にガウリイがゼルを掴んでいた腕を切り落として救出。重症ながらもなんとか無事。
 「レゾに改造された体が、これほどありがたいと思ったことはないな…」
 強がっている部分もあるかもしれないけど…きっと心からそう思ったんだろう。レゾに与えられた忌まわしいはずの体。だけど、そのおかげで戦える、大切な仲間を守ることができる。ゼルの中で何かが変わりつつある。
 魔王がまた雄たけびを上げ、赤い衝撃波を放つ。その光は未だ立ち上がれずにいるリナを襲う!ガウリイが間に入り、光の剣で受ける。その姿を見ながら再びリナのモノローグ。
 「あの時はガウリイを助けるためにあの呪文を使った。でも、今度はあの混沌の渦にみんなを…」
 フィブリゾと戦ったあの時、リナは「世界よりもガウリイを選ぶ」という自分の本心に従ってそう決断した。だけど今は「自分の手でガウリイを、仲間達を混沌に落としてしまうかもしれない」という恐怖の方が強く、決断できずにいる。これもまた大切なものを失いたくないからこそ出た感情であり、本心でしょう。どんどん膨れ上がる不安。このモノローグのシーンの表情がまた良いです。驚愕の表情にうっすらと涙の跡が。
 そこにポコタが語りかける。肩を押さえ、足を引きずって歩きながら…
 「おい、やれることをやらないまま終わるつもりなのかよ。オレは、今度こそ自分のやれることをやってやるぞ。」
 「そんなのらしくないんじゃないか?」…喧嘩相手でもあるポコタだから言える少し突き放した言い方。後半はリナと出会い、冥王の壷を探す旅に出るまで何も出来なかったけど、「今度こそ変わってやる」という決意の表れ。自身の決意を語りつつ、その裏にあるのはリナへの信頼。ポコタがこれからやろうとしていることは、「リナが立ち上がって重破斬を撃つ」という行動が伴わなければ何の意味もないこと。リナはきっと立ち上がると信じて疑っていないからこそ、後のことはリナに託して捨て身の覚悟で決意を見せた。
 ポコタはゼロスのところに歩み寄り、「頼む…オレをあそこに」と決意に満ちた表情と声で頼む。いつもとは違った少し低い声で、その決意を強く感じます。ゼロスは「ここまで来たらお任せしますよ」とポコタをどこかに転送する。「あそこ」でわかるとは…阿吽の呼吸wって無粋なツッコミはさておき、転送の直前に視線を右上方に送ってますから、視線で伝えた、ということで。
 「ポコタ、あんた、何を?」ポコタの意外な行動にリナも驚く。
 一方、ガウリイは魔王の攻撃を必死に光の剣で弾いていた。「うぉぉぉぉぉ、堪えてくれ、光の剣よ!」。リナは目を潤ませつつ「ガウリイ!」と叫ぶ。必死にガウリイの名前を叫ぶときのリナの声って好きです。なんかこう、魂の底から求めて叫んでいるような。ここの表情もいいなあ。心配しながらもどこか頼るような感じ。
 魔王の攻撃の負荷についに光の剣レプリカは壊れてしまう。また少年漫画風の話だけど…達人とは武器と呼吸を合わせることでその力を引き出すと言う。「堪えてくれ」と光の剣に語りかけたガウリイは、剣がもう限界に近いことをなんとなく感じ取っていたんでしょうね。ここでこんなツッコミもまたまた無粋ですが、「光の剣レプリカが壊れる」はこの後原作2部のエピソードに繋げるためには必須のイベントだったので、そこを外さないで2部への可能性を残してくれたことは嬉しいです。
 光の剣が壊れても、ガウリイは怯まず、今度は体を張って魔王のモンスターに立ち向かう。後ろを振り返り…
 「リナ、迷うな!お前は自分の信じたことをやればいい!誰にも文句なんか言わせやしない!」
 最後にガウリイを持ってくる流れは鉄板!「自分が信じたことをやればいい」…ここに込められたのは、きっとリナが「迷いに打ち勝って魔王に立ち向かう」という意志を選ぶという信頼。リナの迷い…それは「自分の力で大切な人を、世界に滅びを与えてしまうかもしれない」という恐怖からのもの。でも、理由はどうあれ、それは目の前に迫っている魔王という現実からの「逃げ」だった。リナは重破斬の本当の恐ろしさを知ってしまった。それゆえ「失敗したらどうしよう」という思いに囚われて、今自分がやるべきことと必要なものを見失っていた。やるべきこと…それは「魔王を倒してみんなの未来を切り開く」こと。必要なものはそれを成し得てみせるという強い意志の力。「例え勝てる可能性が1%だとしても、そういう姿勢で戦えば、その可能性も0になる。戦うときは勝つつもりで戦う。」かつてリナが言った言葉。リナなら絶望を知った後でも己の中の迷いを打ち払って、その気持ちを取り戻せる、そして勝つ…ガウリイはそう信じた。リナの決断を妨げているものが、一人で背負い込んでいる滅びの「恐怖」と失敗は許されないという「重圧」。そこでガウリイはこう続ける、「誰にも文句なんか言わせやしない」。それは「リナが選んだ道ならオレは従うし、フォローする。例え何が起ころうとも。だから一人で背負うな」という後押し。
 「遠い過去はもう悔やまず行こう 今目の前にある景色を 一つ一つ受け止めよう 痛みをになっても 例え世界が滅んだって私はあなたを選ぶ」
 Front breaking2番はほんと神ですよ。最終回ともシンクロしました。ファン騒然の最後の歌詞。今回はガウリイからリナへの返し。「例え世界が滅んだって オレはお前の信じた道を選ぶ」…これは本当に偶然なのか!?はたまた私の妄想なのかw
 迫り来るモンスターに生身で立ち向かうガウリイに「ガウリイ!」ともう一度心配そうに叫ぶリナ。またも
 シーン変わって、転移したポコタ。祠?の扉を打ち破り…その中にはポコタの冥王の壷。ポコタの壷、どこにあるのか?気になっていましたたけど、タフォーラシアにあったのか。そういえば、1話でリナは壷を探す場所として「タフォーラシアは封印では入れないし」と後回しにするようなことを言っていましたね。ポコタは自分の壷がタフォーラシアにあることは知っていた。「これか?」というセリフから、実際に目にしたのはレゾが壷を祠?にしまっているところだったのかな?
 モンスターの攻撃を生身で受けるガウリイ。既に傷つき倒れたアメリアとゼル。
 またポコタに戻る。ポコタは「今オレに出来ることはこれしかねえんだ!」と冥王の壷を投げる。最後に目を閉じるのがいい。迷いはある、でもやるしかない、そんな決意。壷は割れて…ポコタの魂は仮の体を離れていく。くたっとなるポコタボディがなんかかわいいですwやっぱぬいぐるみなのか。
 「リナ、撃っちまえ!」…モンスターの攻撃を受けながら、ガウリイの最後の後押し!
 リナは静かに決断する。
「みんなの命、預かった!」
 決意の表情、いいです!ガウリイが、ゼルが、アメリアが、ポコタが…自分を信じてくれている。託された思いを胸に、ついにリナが立ち上がる。脳内BGMはFront breakingですwここは1番!

揺るぎのないその瞳 見据えている先で あきれるほどの憤り 渦巻いていても
何度だって何度でも 人は立ち上がれる 生き与えられた命 とことん使って

 ここからは正面突破だ!でも、実際に使わなかったのは正解。TRYからの使いまわしだけど、このBGMはまってるもん。
 リナはゆっくり立ち上がりながら、増幅の呪文を唱える。今回はちゃんと「魔力」が「ちから」になってますw映像もかっこいいです。
 リナの決意を見届けたかのようにガウリイは倒れ伏す。魔王はリナに視線を移す…そこへ、仮の体から飛び出したポコタの魂が現れる!壷を割ったことで本体に戻って行ったようです。魂は人間ポコタの姿を取り…
 「一度はくれてやった体だ。今更返せなんて言わねえ。だけど、これ以上好きにさせるわけにはいかねえんだ!たかが人間だって必死に生きてるんだ。それを勝手に滅ぼそうだなんて、許さねえ!」
 ポコタはそういって魔王の体に入っていく。ポコタ!ちょっとかっこいいじゃないw正直、魔王戦でポコタにできることはあるのかな?と思っていました。まさか壷を割って魔王の中に入っていく、なんて見せ場があろうとは!魂だけで会話するほど存在できるのか?というツッコミもあるが…かっこいいのでありw冥王の壷マジックですよwポコタと言う異物を取り込んだことで苦しみだす魔王。かつてレゾが魔王の魂を押さえ込んだように、ポコタもまた意志の力で魔王を押さえる。
 それを目にするリナ。その手には既に黒い闇が集まりつつあった。この闇、不完全版重破斬の力なのかな、と思っています。先日も書きましたが、このあとリナは完全版重破斬詠唱を始めます。その時にはこの最初の闇は消えているようなので…。
 恐らく、最初は威力よりリスクを考慮して不完全版を選択したのでしょう。みんなの命を預かった以上、完全版のリスクはやはり大きい。倒しきれるかわからないけどまずは不完全版でダメージを与えてみる。
 でも、ポコタの決死の覚悟を目にし、リナの覚悟は更に深化する。
「ポコタが作ったこのチャンス、逃すわけにはいかない!」
 ポコタが命を張って作ったチャンス。ここで決めなければポコタの覚悟を無駄にすることになる。それに、ポコタの覚悟に見合うよう、自分も全力で応えなければ。リスクを承知で威力面では確実に大きい完全版の詠唱に入る。なりふり構っていられない。正面突破!
 フィブリゾの前で使ったときは、追い詰められてたった一人で出した決断だった。「己の全てを犠牲にしてもガウリイを助けたい」…その思いがL様に伝わり、L様はリナの存在と引き換えにガウリイを助ける。でも、今回は自分を信じて後押ししてくれた仲間がいる。
「みんなの思い、無駄にはしない!」
 「リナなら絶対に魔王を倒せる」そう自分を信じて命を預けてくれたガウリイたち。後のことをリナに託して命を張ったポコタ。その思いに応えるためには、自分の身を犠牲にするという選択はできない。「リナが魔王を倒す」、これを成しえなければ、信頼を裏切ることになる。「完全版の力を制御して魔王を倒し、みんなの未来を切り開く」…それがリナが今回の重破斬に込めた決意。
 「もう少し、もう少しだけ力を…」
 これは多分自分の意識のうちに入り込んできたL様への願いでしょう。所々金色になる瞳はL様降臨の証かな。リナの強い思いに応えたL様は、少しの間だけ力を貸し与える。「人間がどこまでやれるのか?」そんな興味もあったのかも知れない。
 リナ、必死の形相。L様の混沌の力を制御することは本気で苦しいんだろうな。…途中呪文を唱えているのに口が動いていない箇所があるのが気になるけど…DVDでは直るかなあ…。
 途中挿入されるアメリア・ゼル・ガウリイがいいです。あくまでもリナを信じて疑ってませんよ。なんと言う深き絆の力!
 リナは渾身の力を込めて「重破斬!」力あることばと解き放つ!
 完全版ギガスレの描写は圧巻です。黒い闇に金色のスパーク。リナの周囲に出来るサークルはNEXTでもL様降臨の時に使われてましたね。そして最後に放たれた混沌の力は、魔王を飲み込み、天高く上っていく。
 その様子を見ながらゼロスのセリフ。
 「お見事です。滅ばざるものを滅ぼすもの。あなたはまさしくスレイヤーズと呼ぶに相応しい。」
 さすがにちょっと臭いぞ、ゼロス君wあと、あなた方はにしてあげて欲しかったかも。
 髪を銀色に染めながら後ろに倒れていくリナ。倒れながら穏やかな声でこう呟く。
 「滅びなさい…魔王の亡霊よ…」
 このセリフは混沌に帰る直前のL様によるものかな、と思っています。この最後の状況でリナが魔王に「滅びなさい」と語りかけるかなあ?と。リナ的には頭にあるのはやり遂げた思いと支えてくれた仲間への感謝、だと思う。滅びの運命にありながら滅ぶことが出来ず、彷徨い続けた「魔王の亡霊へ」のL様の慈悲による鎮魂の思いかな、なんて。表情・口調もいつものリナとは少し違うような感じになってるような。まあ、L様に慈悲の心なんて美しいものが…ごめんなさい、ありますよね、うん。あくまで妄想なんですが、真相はいかに?

 …あとはエピローグが残っちゃいましたが…、今日はここで切り。本気で終わりはしない…。