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スレイヤーズEVOLUTION-R 第2話ネタバレ感想

 私、今すごく安心しています。2話も1話同様、REVOLUTIONからよりよいものを作ろうと、改善しようとしてくれていることを感じる出来でした。ただ、今回は非常に無難な作りだなあ、と思いました。でも、1/13としてはこういう回もありかな、と。要所要所に笑える過所や各キャラクターの見せ場もあって、楽しく見れましたし。以下、ネタバレを含む感想です。軽めの回ということで、前回ほど長くはならないと思います。


 第2話サブタイトルは「OH!MY HEAD 頭はどこだ?」。原作スレイヤーズすぺしゃるの「密着!死霊騎士の集い!」(20巻「魔法の老女プリンシア」収録)を下敷きにした内容です。
 まずは個人的な思い入れから少々。今回の脚本の方はREVOLUTIONの4話と8話を担当した方なのですが、両話とも私にとってはトラウマになるくらい肌の合わない回でして。どこがダメか、詳しく書くと長くなるので割愛しますが、一言で言いますと、「リナを暴走させすぎ」という部分ですね。あまりのキャラ違いっぷりに面白い面白くない以前に精神的に大ダメージを受けてしまったのです。というわけでこの2話も大丈夫かな?という不安をずっと抱えていました。ギャグ回であることはわかっていたので、キャラを壊さないギャグ回になるか・・・その点を祈るような気持ちで視聴しました。結果は・・・ちゃんと改善されていました!リナはドタバタしつつもちゃんと頭脳派だと思わせる描写になっていた。もうそれだけでこの2話はありだと思える。キャラクターの掛け合いも、EVO-R1話で改善されていた流れを汲んで、スレイヤーズらしいものになっていました。ただ、冒頭にも書いたとおり、逆に気を使ったのか、とても無難な話になっていました。原作からのネタを持って来ましたし、それでいてギャグの押しは弱め。そもそも原作はスレすぺの中では割とシリアスかつマニアック。デュラハンという珍しい種族の生態やら、「体の行方はどこ?」という推理モノ風に謎解き要素を楽しむお話で、アニメ版スレイヤーズのギャグ回のノリに合うお話ではなかったりします。だけど、逆にそれでいいのかな、と思いました。今回はギャグ回としての爆発的な面白さよりも、原作ファンに「あ、あの話だな」とニヤリとしてもらえれば、というスタンスなのかな、と。小ネタには笑えましたし、後半は割りとシリアスげな戦闘も見れましたし。残念ながら私が感じた原作版の魅力を引き出す出来にはなっていませんでしたが、レボから改善してくれた点を含め、及第点をあげてもいいのではないかと思います。作画はもう少し頑張って欲しかったけど・・・めちゃめちゃ崩れてるというわけでもなかったからいいか。
 以下、シーンを追っての感想。
 夜、とある村をお供のゾンビやスケルトンと一緒に「オレの頭はどこだ〜」と叫びながら襲うデュラハン。ホラーな感じがよいw原作では逆に「体をなくした頭だけのデュラハンが体を捜す話」でしたが、体があって、動くのは自由、な方がこういうホラーなシーンも出来ていいですね。戦闘シーンもできますし。これはアニメであることを考えたいいアレンジだと思います。
 その村にやってきたリナ一行。ナーマの怪しい記憶を頼りに壷を探してやってきたのですが・・・とてもあるようには思えない。「ナーマちゃんを疑うんですかぁ」と言うナーマに「あんたのどこを信じろって言うのよ!」というリナのツッコミが。うむ、的確なツッコミだw
 街には人っ子一人いない。ナーマはいきなりダム・ブラスでドアを破壊して民家に侵入wナーガだw暴走しても文句を言われない、それどころかむしろ味、それがナーガクオリティ。便利なキャラよのう。
 あ、村の人はさすがに怒ったわw民家から出てきた村人たちの攻撃でナーマは崩壊。リナたちも仲間だと思われたようで、事情も聞かずに追い立てる。自体の沈静化を計るため、リナは山に向かっていきなりドラグ・スレイブ!そこまでやらんでもwだけど、脅しの効果は覿面だったようで、従順になる村人たち。
 村がデュラハンに襲われているという事情を聞いた一堂。そこに鎧姿のナーマが現れたので勘違いされたらしい。どちらも鎧ということで、何か関係があるのか?と勘ぐるゼル。ナーマは「ナーマちゃんが壷に触れたとき、周りにたくさんの鎧が合ったような気がする」と言い出す。その鎧がデュラハンだったとしたら・・・壷のありかと関係あるかも・・・ってことで、リナたちはこのデュラハン事件を探ってみることに。
 夜。ナーマの頭を囮にデュラハンの登場を待つリナたち。ナーマ「あの・・・リナさん・・・」あ、さん付けなんだ。ナーガだと思うと違和感あるが、逆に新鮮でいいぞwリナは「頭の一つや二つ、黙って提供しなさい」と容赦ない。一つしかないんだがw
 そこに思惑通り現れるデュラハン。筋斗雲に乗ってるwナーマの頭に気を取られた隙に・・・リナたちの連携攻撃が始まる!このシーン好きです。今回のベストシーンかな。リナのヴァンレイルに合わせて、ゼルとアメリアのダブルフリーズアロー!ゼルアメはいつもお揃いですw「そーれ!召し取れー!」とリナのジャンプキックに合わせて、隠れていたガウリイとポコタも飛び出してデュラハンを取り押さえた。ポコタが「とう!」って飛び出してくるしぐさがかわいい。「呪いを受けるがいい」と指を指そうとするデュラハンの指をポコタの耳手がぐぃっと締め上げる。おお〜耳をうまく使いましたね。ポコタ、いい具合に目立ちすぎることなく存在感を出せてます。「冥王の壷についてなんか知ってるんでしょ?しらばっくれるとアメリアの浄化呪文で強制浄化よ!」と脅すリナ。ところが・・・デュラハンはいきなり口調も変わって「ひどいひどい」と駄々をこね始める。あれ・・・?どうやらこっちが素らしい。なくした頭を探しているだけで、村人に危害を加える気はなかったとか。村人を怖がらせていたのは「それが商売だから」らしいwデュラハンの憎めない態度に、村人は彼の肩を持ち始める。日和見なw
 このデュラハンの名前はハンス。最初は別人かと思ったけど、原作通りでした。デュラハンの地位向上のための定例会議の酒盛りで、酔っ払って寝込んでいるうちに頭がなくなってしまったらしい。リナは「同情の余地ないわー」とハリセンつっこみ。しかし、頭がないので空を切るwお、今回もちゃんとツッコミソフト路線ですよ。
 ガウリイが「かわりにポコタでも置いて置いたらどうだ?」とハンスの頭の位置にポコタを置く。お座りポコタなんかかわいいです。ポコタは当然怒るw「じゃあこれは・・・?」と変なものを置きだす一同。明らかに世界観違うものばっかりだけど・・・まあノリって事でw
 壷について「どうやらあんたには関係ないわ。面倒かけて悪かったわね」とか話しかけながら、首をそげかえるリナがかわいい。楽しくなってるようでw
 ハンスは壷を集めるのが趣味らしく、その中に探している壷があるかも、と言い出す。乗り気じゃない一同だけど、ハンスが「国王からも認められた勇者の家系の末裔」と聞いて、そのコレクションである壷に少し興味を持つ。ハンスは頭を探してくれたらお礼に壷をあげるといい・・・リナたちは頭探しに協力することに。
 と、ここまでAパート。ギャグ回と壷探しを絡めた流れはスムーズです。
 アイキャッチ:1枚目は1話と同じ。2枚目は怪しい敵(この後出てくるデューン?)と戦うリナパーティ。なんか映画の予告ポスターみたいな感じがいいですw
 Bパートはシーン変わって怪しげな墓地。ハンスたちが会議をやっていた場所らしい。そこに集まってくるデュラハン達。お、声優さんたちは相変わらず豪華。この路線は継承するのね。リナはハンスに言って会議に参加していた仲間を集めてもらったそうで。その目的は・・・現場検証。「なるほど、こいつらに事件のあった日の様子を聞こうってのか」と言うガウリイに、リナは「ピンポーン!ガウリイにしては珍しく正解!」と応える。正解と聞いてガウリイは「オレだってやれば出来るんだぜ」と大喜びwなんかかわいいのう。
 仲間デュラハンはハンスに「また別種族のバケモンとつるんでたのか!」と言い寄る。その言葉に「誰がバケモンだ」と反応するゼル。じーっと視線を向けられて・・・「オレはバケモンなんかじゃない!畜生!レゾのバカー!」と涙ぐみながら走り去るwちょwゼルw傷つきやすいお年頃だな。ってことで、今回はゼルは後半お休みのようです。大丈夫、君の出番はきっとシリアスパートにある!
 気を取り直して捜査開始。他のデュラハンの頭をチェックしたり、ハンスが頭をなくした日の事を聞いたり。その日デューンという、ハンス憧れの高位のデュラハンが来ていなかったことがわかる。
 と、そこに遅れて現れるデューン。ちょw声ラオウw馬に乗ってるしwスレイヤーズ的にはガレフか。うーむ、さすが声優さん豪華。デュラハンの中にはザッハードもいます。デューンは今まではかぶっていなかったフードをかぶっている。怪しさ大爆発、ってことでリナとポコタの連携でフードを剥ぎ取ってみれば・・・そこにはハンスの頭に刻まれているはずのタコっぽいのマークが!・・・って、ハンスの頭、どっかで見たことあると思ったら、ジャギの仮面か(参考画像)wラオウから北斗の拳つながりか。パロネタ受けました。
 デューンはとある戦いで受けたダメージにより頭を失ってしまい、それを仲間に知られまいとするため、ハンスの頭をパクった・・・というのが事件の真相だった。これにて事件解決・・・かと思いきや、デューンはとんずら。追いかけるリナたち。ガウリイはポコタが連れて飛びます。うん、やっぱり飛行ユニットポコタ装備は便利w
 初手はリナとアメリアのエルメキアランス。2撃目のアメリアの方がヒット!ポコタは光の剣を構えてます、と次のカットではガウリイが光の剣の刃を打ち出す。いつの間に持ち替えたwとは言え、ガウリイもいきなり本気モードです。ちゃんと見せ場を振り分けているのは好印象です。空には満月がかかっています。1話を見返したら半月(検索したら月齢10くらい)でした。ちゃんと時間の経過は表現されているようです。こだわり嬉しいなあ。
 森の中に落ちたデューンをさらに追撃!デューンは木の根を操ってリナたちを足止めして逃げる。その背にリナはバーストフレア!吹っ飛ぶデューンだけど、まだ倒しきれない。こいつもなかなか強いようで。・・・って、ガウリイたち、呪文のとばっちりで焦げてるw
 デューンはまだ諦めない。何やら半透明の巨人みたいなモンスターを呼び出す。「デュラハンごときがこれほど広範囲に魔力を使うには何かの媒体が必要なはずよ」とリナ。反撃でエルメキア・ランスを撃とうとするポコタを引っつかんで、地面に向かって撃たせる。モンスターは苦しみ、暴れて海の向こうへ消えていく。「魔力を大地に浸透させて、媒体に使ってたのね」との解説が。
 ここ、わかりにくいんだけど、原作読んだらなんとなくわかった。原作デューンは自分の一部を地面の中に潜らせ、木の根に憑依して操ったり、地面からその一部を出して実体化、不意を付いて背後から攻撃、という戦法を使っていました。これをアレンジして表現したのかな、と。恐らく、魔力を地面に憑依させて、それをよりしろとして巨大モンスターを具現化した。エルメキアランスで、本来ならその場で消滅、という表現が正しいのでしょうが、暴れたり海に飛び込んだのはアニメ的な誇張表現ってことか?それとも地面に浸透させた魔力により召喚したモンスターを操っていたので、地面の魔力が消えたらその干渉力も弱まって、その場に留まることが出来なくなった、とか。なぜリナが地面が媒体、とわかったかは、木の根を操って見せた芸当にヒントを得たから、と。・・・この解説があたっているかはわからないけど、どちらにしろわかりにくいシーンですね。あの半透明巨人が召喚されたものなのか、はたまたデューンの力を具現化したものか、その点だけでもはっきりさせたほうが良かったと思う。
 「そうとわかれば・・・ダグ・ハウト!」とリナ。地面から放すことで、大地への地面の浸透を行わせない作戦ってことでOK?
 舞台をハンスの城に移して戦いはまだ続く。そこでリナは切り札を出してくる。それはアメリアの浄化魔法。って、アメリア、自分が浄化魔法使える事忘れるなw本気を出そうとするデューン。そこへ、両者を割ってハンスが現れ、「頭だったらあげるからもうやめて」と仲裁。元の通りのかっこいいデューンでいて欲しいから、というのがその理由。ハンスは原作でもスレすぺ屈指のいい人キャラなんだよな。ピュアさはアニメでも健在でした。という事で一件落着・・・のはずが「頭あげる」「いや受け取れない」でファミレスレジ前の主婦になってる〜。
 リナは頭は見つけたからお礼を・・・と言うけど、「ここは私が」論争を繰り広げるハンスは「それどころじゃない」と足を踏み鳴らす。その衝撃で城が崩れる・・・爆破オチはお約束ですかwあんなもんで崩れるのか?とも思ったけど、元々古い城な上に、戦いの余波を食らってたってことで。まあ、リナたちがすっかり巻き込まれた被害者的ポジションで終わる、というのもたまにはいいかも。
 ハンスの集めていた壷はタコツボで、当然冥王の壷なんかではなかった、というオチでした。タコのマークだったしなwタコに絡まれるアメリアとポコタがかわいいです。
 そこへ「お迎えに〜」と歌いながら現れるナーマ。「どういうことよ!」とリナの怒りが炸裂。吹っ飛ばされたナーガの頭が、釣りをしていたゼルにあたって・・・完wゼル・・・一人で泣いていたのか・・・。
 あ、ナーマはBパート丸ごとお休みでしたwでも、ナーガって強烈個性なキャラなんですが、その分事態がどんどんややこしくなってしまうというバランスブレイカーでもある分、無理に絡ませずに後半を5人に絞ったのはよい判断だったと思います。オチもいいしね。
 今回、長谷川さん脚本が無難な出来で乗り切れた、と言うことで、私の中ではEVOLUTION-Rの評価が上がりました。ギャグ回はまだ続くけど、もう安心して見れると思う。
 次回はなんと、アメリアとナーマがメインの話らしいw予告では「いいのか?あの二人一緒にさせといて」とリナも言ってますが、まさに禁断の組み合わせに挑むとは!これは楽しみ。