今月のスレイヤーズすまっしゅ。ネタバレ感想

 今月は「魔性の証」。


DRAGON MAGAZINE (ドラゴンマガジン) 2009年 01月号 [雑誌]

DRAGON MAGAZINE (ドラゴンマガジン) 2009年 01月号 [雑誌]

 まず口絵。ナーガのポーズはセーラームーンアイキャッチでOK?「せーらーむーん」って声が聞こえてきそうだwしゃれこうべさんの中には目玉の親父がw
 では中身の話。最初読んだとき思った。リナ、キャラ違くないか?とw今回はナーガ=純魔族説という長年のナーガの人外っぷりに答えが出そうな新説に出会ったことで、すっかり舞い上がったテンションになってます。そんないつもと違うリナを楽しむお話。時々冷静モードが帰ってくるときはいつものリナなんですよね。リナがボケに回ってしまったことで、このアホな状況につっこむ人が誰もいないという恐ろしい状況にもなってますw
 冒頭から気になった部分を箇条書きで。

・思いつめた表情でナーガについての相談を持ちかける今回ゲストのマクライル。私もてっきりまたナーガに惚れちゃった人の話かと思った。リナの問いをマクライルはみなまで言わせずきっぱり否定するわけですが、それが普通の反応だよねw過去作をミスリードに使う手法はニギタケ泥棒の話から引き続いてお見事です。
・ナーガ純魔族説説得力あるねwリナは勝手に珍説を打ち立てていきます。その内容自体も笑えるわけですが・・・今回のオチにもかかわるけど、それ以上に思い込みって怖いよね、っていうのが真の笑いポイントかな?完全に自分の都合のいい方向に解釈してるw胸の話・・・毎度ナーガが笑うたびに悔しかったのね・・・。
・ゾンビを倒されて涙するリナwウケたw
・「ナーガに火炎球を撃って、無事なら純魔族」というマクライルに「そんなことしたら、ナーガが人間だった場合殺しちゃう」と反論するリナ。ん?いつも普通に撃ってるし、それでもナーガは無事な気がするんだけど・・・。と思ったら、意外な真実が後に出てきた。カインド・プロジェクトの末、我慢の限界突破しちゃったリナがナーガに火炎球連発。そのシーンの後に「死なないようにあえて直撃は外している」との文が。なるほど、これはきっと新装版「クリムゾンの妄執」あとがきに出てきた、「ギャグっぽく吹っ飛ばしてる盗賊達は死んでいないのか?」への答えなのではなかろうか。ギャグでは一応直撃外したり手加減はしてるんですよ〜、っていう。・・・直撃じゃなくても火炎球連打ですぐ復活するのは「ナーガだから」だと思うw
・恐怖「カインド・プロジェクト」!リナの全力親切、ナーガの身になってみたら怖すぎるw感情押し殺す描写がまた面白い。難易度高いミッションだったなあ。