スレイヤーズ ライト・マジック第4話 ネタバレ感想

 ケロケロエースの連載も4回目です。コミックスの話はまだかな?


 気になったところを箇条書きで。

・今回は図書館で調べ物をするリナとライトから始まる。ガウリイはお休み。

・「魔法を教えてください」というライトにリナは「これも修行よ」と言い放つ。弟子入りから3話目だけど、いっこうに始まらない魔法修行・・・まあ、恐らくリナが魔法を教える、というシーンは出てこないんじゃないかなあ。原作でも「どうやって魔法を習得するのか?」という過程が詳しく書かれたシーンはなかったりするし。「理論を学んで自分で呪文を組み立てる」、「その理論を学ぶ手段として魔道士協会に通う、っていうのが一般的」といった断片的な部分しか出てきていない。じゃあライトは何をするのか・・・?というのが今回のテーマっぽい。

・図書館には先客としてハカセと呼ばれる天才君が。箱舟のメカを全部作ったそうな。こういうキャラはお約束だな。1ヶ月も風呂に入っていない、という無精者らしいが・・・実はこれが伏線。「魔法なんて信じていない」というハカセ。でも、リナは「今やれることは全部全力でやるだけよ」と流す。このクールさがいいねえ。

・そこに現れたのはゼロス。リナは「どうしてこんなところに?」と反応するものの、ゼロスはリナを知らない様子。とぼけているわけでもなさそう。むむ?これは一体?前回はリナの弱点とか知っているような感じだったけど・・・。リナは「こいつがあたしが知っているゼロスなら勝ち目はない」と手は出さない。ゼロスも「アイサツ」にきただけということで、すぐに姿を消す。レボに引き続き「ゼロスTUEEE!」か。まあ確かにまともにやりあったら痛い目見るのはリナの方でしょう。

・ゼロスの置き土産として「人形使い」を名乗る魔族が現れる。その能力は「美少女に乗り移って自在に操ることが出来る」。「美少女」に反応し、勝手にピンチな雰囲気に盛り上がるリナだが・・・ここでリナには行かないのはお約束w向かった先は実は女だったハカセ。ライトの「お前女だったのか〜」ってツッコミに「久々に聞いたぞそのセリフ」とリナ。確かにwベタだけど最近聞かないなw「あたしだって美少女じゃない!」と抗議するリナに、魔族は「ワシは12歳以上は少女と認めていないのだ!」と言い放つwお約束コンボに吹いたw

・魔族を攻撃すればハカセも傷ついてしまう。リナはライトに「魔法で何とかするから、ハカセを足止めしろ」と指示。ハカセの体を心配してためらうライトに「ハカセを助けたいなら、このあたしを信じてあんたのやるべきことをやるのよ!」とリナ。ライトの弟子としての役割が見えましたね。リナを信じてサポートすること。リナの力強い言葉と、それに応えるライト、二人の表情が良いです。

・ライトのサポートを受けて、リナが放った呪文はリカバリィ。ハカセの体の病原菌やノミを活性化させて、魔族を体から追い出すことに成功。なかなか面白い策で決めてくれました。

・事件が終わり、図書館で一人調べ物を続けるリナ。どうやらこの世界の秘密に気づいたらしい・・・、ってところで続く!どうやら単純に未来世界、ってわけじゃないようです。次回の謎解きに期待。

 子供向け、且つパラレル設定とはいえ、なかなかスレイヤーズしている漫画に仕上がっていると思います。EVOLUTION-Rが終わるくらいまでは続いて欲しいなあ。