スレイヤーズREVOLUTIONのリナとガウリイ2

 日曜日に書いた「スレイヤーズREVOLUTIONのリナとガウリイ」という記事に予想以上の反響を頂き驚いています。コメントに加え、拍手もいつもより格段に多かったです。ありがとうございました。そして、みんなリナとガウリイの信頼関係が好きなんだな、と再確認。
 以下、9話ネタバレあり。


 あの文章は、9話の「ありがとう」を解釈するために、二人の関係を原作から振り返って分析していたら、「あ、こういうことなのかも」と途中で結論を思いついたものなので、文章の流れがちょっと強引だったかな、と思ったので、改めてまとめを。

 REVOLUTIONのリナとガウリイの関係、そして「ありがとう」シーンの解釈。

・「力の象徴」であり、キャラクターとしてのアイデンティティである光の剣を失ったガウリイはリナの保護者としては欠けた状態。
・そんなガウリイをリナは受け入れつつも「調子が悪い」と感じていて、その分自分がフォローして守らなくては、という思いがあった。
・事実いいところのなく、リナについていっているだけの状態が続いたガウリイ。
・ところが、「調子が悪い」と感じていたガウリイが、更に剣がなく「何も出来ない」と思っていた状態にも関わらず、リナのピンチに助けに入った。
・リナはそれに驚いて、思わず素になって「ありがとう」と口にした。ガウリイに対して「何も出来ない」と言ってしまった反省の意味も込めて。そして光の剣という力がなくても、ちゃんと自分を守ってくれることを再確認した。
・このシーンはガウリイにとっても転機。これからの活躍のフラグと、「リナの保護者」としてのポジションを主張する意味でも。

 こんな感じかなあ。実のところ、深読みしすぎ?という思いも払拭できないんだけど。もっと素直な解釈でいいのかも・・・。