文庫「新装版スレイヤーズ7〜9」あとがきネタバレ感想

 今月も出ました新装版。あとがきのネタバレ感想を。


 コミックスで読んでるマンガで「前の展開忘れてる」っていうのは私もよくあります。最後の悲鳴は最初は誰だかわからなかったのね・・・。半年間ファンは「誰?誰の悲鳴?まさかリナが?」という生殺しを味わう羽目になるところだったのね。まあ、私は当時はリアルタイマーではなかったのでその感覚は味わえなかったろうけど。7巻より先に8巻を読んだことを未だに後悔している・・・orz。当時は最初のアニメ化の関係でスレイヤーズがめっちゃ品薄だったんですよ。だからとりあえず手に入った巻から読んでた。
 片付けの話・・・耳が痛いw私もゴミ片付けてA地点からB地点に移動して満足、ってよくある。そうか、あれは自己満足なのか・・・確かに・・・。

 何度でも言います。この表紙のリナはかっこええ!再生していくところですね。手袋に巻きついていくタリスマンがなんとも。
 さてあとがき。いきなりL様がドジっ子認定されましたwドジやってなかったら第2部はL様諸国漫遊記になっていたところだったようで。世界はいっこうに滅ばないし、フィブリゾはさぞ涙目になったであろう。
フィブリゾ「まさか・・・こんなことになるとは思わなかったよ。ぼくの計画が・・・全てを計算し、趣向を凝らしたぼくの計画が、こんな大元のところで費えるとは」
部下S「いいから、早く帰っていただけるようにお前からお願いしろ。L様のツケで世界の前に私の財布が破綻する。」
L様「ゴチャゴチャ言ってないであんたらもなんか宴会芸やんなさいよ。」
 ・・・なんかリナの葛藤とか決意とか、みんな意味がなかったように思えてきたwL様恐るべし。ぶっちゃけあとがきが伏線、なんて反則だと思うんですが、それがありだと思えるからスレイヤーズはすごいわ。

 カンヅメの思い出話。そうか〜これが出たのって95年だからオ●ムの頃だったのね。ちょうど前のアニメも始まった頃で忙しかったろうし、2部ってことで新しいお話だったからさぞかし苦労したんだろうなあ。ある意味貴重な裏話が聞けました。