スレイヤーズREVOLUTION 魔法辞典 第1話 (ネタバレ)
さあ、スレイヤーズREVOLUTIONネタまだまだ行こう終わりはしない。今回のREVOLUTIONでは林原さん曰く「今まで私が口にした事がない呪文がたくさん出てくる」とのこと。と言うことで、魔法にスポットを当てて考察してみようかな、と思いました。全話書けるかはわからないけど、まずは第1話分、やってみます。
アニメだけでは分からない漢字表記も併記してみました。余談ですがこの漢字表記、「呪文に使われているカオスワーズは漢字同様、文字自体も意味を持つ表意文字」であることを示している…のだと勝手に思っているのですが真相はいかに？少なくとも音だけで聞くより漢字があった方がイメージ膨らみやすい。
参考文献：えんさいくろぺでぃあスレイヤーズ その他、スレイヤーズ原作各巻
1．ファイヤー・ボール(火炎球）【精霊・火】使用者：リナ
その名の通り、火炎の球を打ち出す呪文。着弾した場所で弾けて炎を撒き散らす。
REVOLUTION初めの一発はこれ。旧作からリナが多用している呪文ですし、知名度も高いので、開幕弾にはうってつけでしょう。「大盛一丁！」ってことで増幅版？残念ながら海賊には避けられてしまうわけですが、水しぶきだけで充分こけおどしの効果はあったのでは？その他、後半でも魔道戦車相手に使ってますね。
2．フレア・アロー（炎の矢）【精霊・火】使用者：リナ
自分の周囲に炎の矢を生み出して打ち出す呪文。矢の数は術者の魔力容量に依存する。
海賊の砲弾を迎撃するのに使用。従来は数撃ちゃ当たる、的な使用法が多い中、今回は砲弾1個1個に確実に当てているので、何らかのアレンジを加えているのでは？とか思った。
3．ブラム･ガッシュ（爆風弾）【精霊・風】使用者：リナ
凝縮した風を矢にして解き放つ呪文。矢はカマイタチとなって対象を切り刻む。
海賊達に「いきなり」食らわせた呪文。前述の二つに比べるとマイナー系。
4．ダルフ･ゾーク（海王滅殺斬）【黒】 使用者：リナ
魔王の五人の腹心の一人「海王ダルフィン」の力を借りた黒魔法。水を鋭利な刃と化して対象を切裂く呪文。大量の水がある場所でないと使えない。
「へこむね」を連呼しつつ逃げる海賊を追撃するのに使用。アニメでは初登場。…ちゃんと調べてないけど原作でもリナは使ったことないような気がする。ナーガが使う印象が強い。ただ、黒魔法というリナの得意系統なこと、ナーガがリナの前で何度も使っていることを考えるとリナが使えてもおかしくない。今回ちょっと残念だったのは、この呪文、原作準拠だと「斬撃」なんですよね。なのに着弾後は爆発しちゃってました。さすがにギャグシーンなので「血みどろ」みたいな演出は厳しいと思うのですが、船がぱかっと真っ二つに割れて沈むとか、そんな見せ方だと最高だったのに、と思ってしまった。あとは空を飛びながら使っていたのも残念だった。高度な呪文は併用不可、って設定があるのですよ…。アニメでもNEXTでそんな解説あったはずなのに…。
あと、この呪文、コミック版でも使われいて、それ読んだ時は「ギャグシーンとは言え、人間相手に黒魔法はどうなんだろう？」と思ったりしてました。でも、原作6巻読み返したら盗賊相手にブラスト･アッシュ使ってましたｗしかもこっちは確実に殺ってる。結論：リナは盗賊相手には容赦しません。
5．メガ・ブランド（爆裂陣）【精霊・地】使用者：リナ
地面を爆発的に噴き上げて土砂で攻撃する呪文。
ルヴィナガルド王国軍を一気に蹴散らすのに使用。周囲の建物ごと見事に吹き飛んでいて、スレイヤーズらしいシーンが出来上がったのではないかとｗ
6．ダグ・ハウト(地撃衝雷）【精霊・地】使用者：リナ
地面を錐状に隆起させて攻撃する呪文。
魔道戦車を串刺しにするのに使用。あれ、中の人死んでないか？まあ、ギャグシーンだからきっとギリギリでかわしていることでしょうｗダグ・ハウトはゼルの印象が強いのですが、今回は見せ場を譲ってくれたようです。ゼルは空気が読める子です。
7．ヴィスファランク(霊王結魔弾）【精霊・精神】使用者：アメリア
拳に魔力を込めて相手に直接に魔力を叩き込む呪文。
魔道戦車への「けだぐり」時に使用。脚にかけて使うのは原作含めシリーズ初。戦略の幅が広がって面白い試みだと思った。
8．ドラグ・スレイブ（竜破斬）【黒】 使用者：ポコタ
この世界の魔王シャブラニグドゥの力を借りた黒魔法で、人間が使える呪文では最強だと言われている。その破壊力は小さな街を一つ消滅させてしまうほど。･･･などという解説は不要なほどスレイヤーズで一番有名な呪文でしょう。
リナの得意技で、アニメ版1話はリナのドラグ・スレイブで〆、というオチがお約束化していた中、あえてそれを壊すREVOLUTION。2話以降でリナが使うのが楽しみです。色んな鬱憤が乗っかってさらに強力になりそうw
