新装版スレイヤーズ3冊読み終わりました。

 BGMはPlenty of grit無限ループでお送りしておりますw昨日はテンション上がりすぎてなかなか寝付けなかったよ・・・。アニメ始まる前からこんなテンションでどうする。
 それはさておき、新装版スレイヤーズようやく3冊読み終わった。細かい感想は気が向いたら書くとして・・・今回読んで一番に思ったことは「初期リナ幼い」ってこと。
 リアル時間軸で現在のリナ・・・と言いますとすぺしゃるのリナなわけですが、もうあんまりやんちゃはやらなくて落ち着いている印象。ツッコミ役と頭脳派が板についている感じ。作品内ではすぺしゃるのリナの方が若いわけですが、20年書いてるうちに作者の中で成長したんだろうな、と思った。すぺしゃるはかつて「リナが一番の常識人という恐ろしいシリーズ」と評されたことがあるとおり、ナーガを始め周りの人がより変な人ばっかりなので、リナにツッコミ役としての冷静さが求められるという事情もあるかと思いますが。「ツッコミ役と頭脳派が板についている感じ」、って認識は原作2部もそうかな。これは素直に「作品内での成長」と考えていいと思う。
 ここでいきなりアニメとの比較論。アニメリアルタイムで見ていた頃、私的には原作とアニメ版のリナにそんなに乖離は感じなかったんですよね。でも、時間が経って見直したら、違いにどんどん気がついていった。一言で言うとやっぱアニメ版は「幼い」。だけど、原作の初期のリナとアニメ版リナを比べると・・・この幼さとやんちゃさはまさにマッチング。なるほど、変わったのは原作の方のリナだったのか。少なくとも「幼い」という部分については。アニメが終わった後も、原作はリアルタイムに読んでいたわけで、その辺で私の中で認識の違いが生まれたんだ。それに今回気がついた。
 DVD-BOXのブックレットで、シリーズ構成の高山治郎さんが「リナはボケのイメージ」と言ってました。私的には「え〜リナは真性のツッコミキャラだよ」と思ったりしたのですが・・・原作初期のリナを元にアニメ版が構成されたことを考えると、「ボケ役」って認識は正しいな、と思った。ガウリイも最初は脳ミソがまだ生きていてまともで、リナの暴走を止める役割果たしてるし。
 何度も読み返した本でも、たまに読み返すと新しい色々発見がありますね。