時を越えて・・・スレイヤーズTRYを語る その2

 10月に書いたネタの続き。とりあえず「またの機会」なんてかっこいいこと書いてはみたけど、結局なかなか気力がわかずに放置してたよ・・・。TRYのBOXからだいぶ時間が経ってしまって今更感漂ってますが、一応書いてみます。
 さて、今回はTRYを見返して惚れ直したところ・・・それは4人組のキャラクターの完成度の高さ(主に前半)!。3シリーズ目にして極まったという感じ。それぞれがそれぞれの役割をきちっと果たしている、と言うか「こういうキャラなんだ」というのが一目瞭然にわかる。キャラクターの掛け合いにもそれが現れてる気がする。むうう、抽象的な表現になってしまってうまく説明できない・・・。ちょっと遡ると、例えば無印はまだキャラの方向性も定まってないし、人間関係も発展途上。それが話数を重ねるごとに段々キャラクターが出来上がって、キャラの絡みも深くなっていく、その過程が面白さの一つだと思うんです。無印はとりあえず4人は出会い、仲間になりましたという段階。で、NEXTは最初から4人の旅で、各キャラ間の絡みも多く、役割分担がどんどん出来上がっていく。で、キャラクター達はNEXTで一つの完成形に至ったんだと思う。その完成形をそのまま引き継いでTRYが始まった・・・そんな気がする。
 おそらくTRYでカップリングをいじったりしたのは、完成形になってしまったキャラクター達に新たな一面を追加してマンネリ化を防ぐためだったんだと思う。でもそれは逆効果だったかな〜。せっかく完成したキャラクター関係が壊れてしまい、違和感ばかりを感じた。
 ・・・今回はこの辺で、どうもうまく表現できなかったけど、TRYの最初の方を見たときに「キャラクターが生き生きしてるな〜」と肌で感じたんですよね。それが言いたかった。大体そんな感じ。

スレイヤーズTRY DVD-BOX 期間限定版

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