少女革命ウテナ アドゥレセンス黙示録を久々に見た。

少女革命ウテナ アドゥレセンス黙示録【劇場版】 [DVD]

少女革命ウテナ アドゥレセンス黙示録【劇場版】 [DVD]

 劇場公開された時も見に行ったんですが、久々にDVDレンタルしてきて視聴。このアニメ、理性で捕らえてはいけません。テレビシリーズは、途中でわけわかんなくなって見るのやめちゃいましたが、意味よくわからん「変」な世界だって割り切って見ると面白いんですよ。

 さて、劇場版ですが・・・相変わらず意味ワカラーン!だって最後ウテナが車になって高速(?)爆走ですよ。お城カーなるものまで現れるし・・・。んで、ウテナとアンシーが全裸で車の枠組みの上でキスしてエンド。これは・・・やっぱしギャグなのか・・・?
 ググって見たところ、全セリフを掲載しているサイトを発見。
http://homepage1.nifty.com/~yu/utena/
 ここ読んで、色々考えたらちょっとわかってきた。以下、劇場版の個人的解釈を・・・。
 この作品の世界ルールでは、薔薇の花嫁(アンシー)を手に入れ「世界の果て」にたどり着いたものは「王子様」として、自分の思い通りの虚構の世界を作り、そこで永遠に生きることが出来る。んで、お話の舞台である学園は「王子様」となった理事長の暁生が作り上げた理想世界だった。多分アンシーが妹というのも、暁生が作った設定なんじゃないかと思う。しかし、彼の死により薔薇の花嫁がフリーになったから王子様の座を求め決闘が行われるようになった。
 そんな学園にウテナが迷い込んでしまったのは、彼女が恋人である冬芽の死を受け入れることが出来ず、過去にとらわれたままだったから。デュエルに勝って、「王子様」となったウテナは冬芽の生きている世界を作ってそこに生きることも出来た。しかし、ウテナは過去を受け入れ、虚構の世界にとどまらず、アンシーと共に外の世界・・・即ち現実世界へと出て行く道を選ぶ。それは、恐らく長い間虚構世界に閉じ込められたままのアンシーを救い出すことでもあった。それが「革命」。ということで、外に出て行く過程があの車シーンなわけか。とりあえず、一本に繋がったけど、やはり車で爆走する意味はわかりませんorz。
 なんか、自分の考え纏めるために長文書いちゃって失礼・・・。でもすっきりしました。